吉本×韓国『PRODUCE 101 JAPAN』が生む男性アイドルはジャニーズの対抗馬になり得るか?

【この記事のキーワード】

 ライジングプロダクションだけではない。超特急、DISH//(ともにスターダストプロモーション所属)、Da-iCE(エイベックス・マネジメント所属)、BOYS AND MEN(フォーチュンエンターテイメント所属)といった、1万人近い規模での単独ライブを成功させた実績をもつグループも『ミュージックステーション』に出演することができていない。

 そういった不自然な現象が起きるのは『ミュージックステーション』だけではない。『逃走中』(フジテレビ系)では、こんなこともあった。

 DISH//の北村匠海は、映画『君の膵臓を食べたい』や映画『勝手にふるえてろ』などに出演するなど、役者としても成功をおさめつつあるが、2018年1月に『逃走中』に出た際、「俳優」とだけ紹介されて、彼の所属するDISH//の名前が出なかったためツイッターを中心に異論の声が続出した。同番組には、神山智洋(ジャニーズWEST)、宮田俊哉(Kis-My-Ft2)、松島聡(Sexy Zone)といったジャニーズ事務所所属のアイドルが出演していたため、忖度あるいは圧力が働いているのではないかとの声も出ている。

 とはいえ、日本のメディアも変わり始めている側面もある。たとえば、『ミュージックステーション』にも、東方神起やBIGBANGなどのK-POPアイドル、LDH所属グループは出演できるようになっているし、元Folderの三浦大知(ライジングプロダクション所属)も2016年の初出演以降、継続的に番組ラインナップに入り続けている。

 『PRODUCE 101 JAPAN』ほど大規模な男性アイドルグループのオーディション番組が日本で放送されるのは初めてのことだ。この番組から生まれるグループをメディアはどう扱うのか?

 ジャニーズ事務所のアイドルとも共存し、ジャニーズ以外のオルタナティブなアイドルのかたちを広く世に示すアイドルグループになると良いのだが……。

1 2

「吉本×韓国『PRODUCE 101 JAPAN』が生む男性アイドルはジャニーズの対抗馬になり得るか?」のページです。などの最新ニュースは現代を思案するWezzy(ウェジー)で。