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採用担当者は会社で最も優秀な人材がなるべき 戦略センターとしての「人事畑」

【この記事のキーワード】

優秀な人材こそ採用担当へ

 経営層がどんなに見事な事業戦略を描いても、それを実現できるスタッフがいなければ意味がありません。

 新商品を開発するのも人なら、それを売るのも人です。ならばその「人」のレベルアップがなければ、企業のレベルアップはありません。「企業は人」というのは本当にそうだなと実感します。

 「優秀な人材を逃さない」「早期離職を防ぐ」「1日も早い戦力化」は今後ますます重要になってきます。

 しかし、それを理解せず採用・育成にお金と時間と労力をかけない企業からは、人材はどんどん流出していきます。採用しても離職、また採用しても離職という人材流出スパイラルが永遠に続き、企業の体力を削り取っていきます。

 そこで、もし「いい人が採れない」という嘆きがあるのなら、今すぐ現在の採用担当者を外し、社内のエース級人材を充てなければなりません。

 「現場からエースが一人抜ける」損失と、「エースになる可能性のある人材を何人も採用できる」メリットを考えると、どちらがより合理的な選択でしょうか。

 「人事畑」という言葉があるように、伝統的大企業では優秀な人ほど人事部門へ配属されてきました。優秀な彼らがさらに優秀な人材を多く獲得してきたからこそ、大企業が大企業であり続けているということなのかもしれません。

 そう考えると、将来勝ち残っていけるのは、人事部をバックオフィス部門とか間接部門とかコストセンターといった位置づけではなく、事業企画や商品開発などと同等以上の「投資部門」という戦略センターに位置づけて取り組む企業になっていくと考えられます。

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