
NHK「おかあさんといっしょ」ブンバ・ボーン! パント! スペシャル ~あそび と うたがいっぱい~
今年3月いっぱいで、NHK・Eテレの『おかあさんといっしょ』を卒業した “よしお兄さん”こと小林よしひささん。16日に『スッキリ』(日本テレビ系)へ出演し、今年3月に結婚していたことを生報告した。
この日、番組に生出演したよしお兄さんは、「結婚してました。ちょっと前なんですけどね」と告白。相手は2歳年下の一般女性と明かしたうえで、「番組で自分のことを発表する機会がなかった。タイミングを掴みづらくて、このタイミングになってしまって。すみません」と述べた。
共演者からは、お相手の女性について「動物にたとえると何似?」というお決まりの質問が飛んだが、よしお兄さんは今夜放送する『超特大さんま御殿!!坂上忍ヒロミ女子アナ 豪華芸能人が満開SP』(日本テレビ系)に出演すると告知したうえで、「そこで詳しくお話します」と呼びかけた。
よしお兄さんは2005年から『おかあさんといっしょ』への出演をスタート。「ぱわわぷ体操」や「ブンバ・ボーン!」「すりかえかめん」などで人気を獲得し、歴代最長となる14年間、たいそうのお兄さんをつとめあげた。今年3月の番組卒業で、全国の子どもたちとその母親に“よしお兄さんロス”現象が起こったほど、安心と信頼のよしお兄さんだった。
そんなよしお兄さんの結婚報道にショックを受けるファンも多く、昨今の「たいそうのお兄さん」のアイドル的人気には驚かされるばかり。なかには「体操のお兄さんって恋愛禁止じゃなかったっけ?」という疑問の声も上がっているが、これは同番組に出演する「うたのお兄さん」をめぐる噂が影響しているようだ。
「うたのお兄さん」は恋愛禁止? 厳しすぎる“掟”は実在したのか
2017年3月をもって「うたのお兄さん」を卒業した “だいすけお兄さん”こと横山だいすけさんは、卒業直後の同年5月に『バイキング』(フジテレビ系)へ出演。そこで「うたのお兄さん」の契約内容を明かし、「厳しすぎるのでは」と話題を呼んだ。
契約では、「NHK以外のテレビ番組出演禁止」をはじめ、海外旅行やスキー、自動車の運転、立ち食い、新宿・歌舞伎町を歩くことのほか、恋愛すら禁止されているという。プライベートに厳しい制約が設けられているほか、土日も働く過酷なスケジュールや、NHKの契約社員として月収は30万円であることも暴露され、視聴者からは驚きの声が上がっていた。ちなみに、2008年まで「うたのお姉さん」として活躍したはいだしょうこさんも、当時は恋愛や結婚が禁止されていたとバラエティ番組で明かしていたことがある。
子ども番組に出演するキャラクターとして、「うたのお兄さん」や「うたのお姉さん」には子どもたちの規範となるような振る舞いが求められることは理解できる。わけてもイメージに大きく影響するような「恋愛スキャンダル」はご法度ということだろうか。
2016年3月初旬、当時「うたのお姉さん」として活躍していた三谷たくみさんが卒業を発表した。しかしその直後、「週刊ポスト」(小学館)がたくみお姉さんと恋人らしき男性が車中でキスをしているショットを掲載し、スキャンダルとして扱った。これによって、「卒業の理由は恋愛禁止の掟を破ったから」という臆測が飛び交ったことも記憶に新しい。
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