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レトルト食品への罪悪感は不要! 「時短」から「時短×ヘルシー×エシカル」へ進化する最新レトルト事情

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「Getty Images」より

 ここ数年、特に調理に関して「時短」という言葉を見聞きする機会が増えた。時短の概念は働く女性の間で広がっていて、その76.1%が日々の調理時間の短縮を意識し、さまざまな方法を採っている(回答者897人/ソフトブレーン・フィールド調べ)。

 調理時間を短縮するために最も多く使われている方法は、最多は「電子レンジを使った加熱料理」53.6%(複数回答・683人)だ。電子レンジは下ごしらえにもよく使われていて、たとえば野菜を電子レンジで柔らかくしてから炒めるといった使い方はすでに一般的である。

 市販の時短食材の利用は、「冷凍食品」が24.3%、「総菜用調味料」が22.4%とそこまで高くないようだが、食品メーカーの新製品開発において「時短」はトレンドとなっている。

レトルトカレールーの電子レンジ対応商品が増えている

 レトルト食品で最も市場が大きい代表格はカレーである。これまでカレーのレトルトといえば、鍋でそのまま茹でるか、皿に空けて電子レンジで温めるものだった。だが、最近は袋のまま電子レンジで加熱できるレトルトカレーが増えてきている。

 レトルトカレーは新商品の開発だけではなく、既存の商品の脱アルミ化も進んでいるという。技術の進歩により、アルミを用いなくても酸素を通さず遮光性があるフィルムが開発されたためだ。電子レンジ対応のほかにも、金属の異物を発見しやすくなる、中が見分けやすい、捨てやすいといったメリットがある。

 レトルト食品の日本市場の伸び率は年率3~4%ほどだが、透明タイプが伸び、従来のアルミタイプは伸び悩んでいる。2019年は、透明レトルトの構成比がレトルト食品全体の35~40%にまでなると推定されている。

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