NGT48山口真帆を「加害者」として扱うAKSが見せつけた、芸能界の黒い現実

【この記事のキーワード】

 AKSとしては、1月の劇場公演で山口真帆が「この度はお騒がせして誠に申し訳ありません」とステージ上で謝罪したことで、すべて終わらせるつもりだった。3月21日に開かれた第三者委員会の調査報告会見では、山口が「私は松村匠取締役に1月10日の謝罪を要求されました」と暴露。「私が謝罪を拒んだら、『山口が謝らないのであれば、同じチームのメンバーに生誕祭の手紙のように代読という形で山口の謝罪のコメントを読ませて謝らせる』と言われました。他のメンバーにそんなことさせられないから、私は謝りました」とし、AKSの謝罪強要があったことを明かした。しかし被害者が頭を下げるという異常事態に、世間は納得しなかった。

 山口が最初に告発した時、AKS側は「山口の方に問題がある」とマスコミに説明していた。それはAKS側の視点に立てば、確かに事実なのだろう。理不尽を受け入れて耐え忍び、自らの権利や安全など主張せずに笑顔でアイドルを続けることこそが、NGTメンバーとして「問題のない姿勢」だったと考えられる。山口は男らが自宅マンションに入り込むような事態を「メンバーの命にさえ関わる重大なこと」と認識したが、AKSにとっては「騒ぐほどのことじゃない」程度の認識だったのだろう。

 そんな組織は、どこからどう見ても狂っているが、芸能村のルールに反しているのは山口や彼女を応援する人々のほうなのだろう。だから山口と彼女の味方をしたメンバーは干され、NGT48は解散することなくチームを再編して仲良くやっていく。

 世間の一般的な感覚からは完全に逸脱しているが、それが現実であり、AKSのやり方だ。そもそも、AKSは昨年12月の事件発生から1カ月も隠匿しており、さらに山口の告発がなければ事件は闇に葬り去られていた。それがすべてを物語っている。

1 2

「NGT48山口真帆を「加害者」として扱うAKSが見せつけた、芸能界の黒い現実」のページです。などの最新ニュースは現代を思案するWezzy(ウェジー)で。