
滝沢秀明
2018年末で芸能活動に終止符を打ち、裏方としてジャニーズを支えていくという大きな決断をした滝沢秀明(37)。どうやら社長として、かなりやり手で有能なようだ。2019年に入り、ジャニーズJr.のグループ……つまり“CDデビュー”前のタレントたちの露出度は急上昇している。
その敏腕社長ぶりを伝えた4月18日発売の「女性セブン」(小学館)は、自ら愛車のハンドルを握り、東京・乃木坂にあるジャニーズ事務所本社に出社した滝沢の姿を撮影し掲載。アイドル時代は運転手つきの車に乗っていたようだが、現在は自分で運転し、自分で移動しているという。いまの彼の肩書は「ジャニーズアイランド」代表取締役社長で、社長になってまだ日は浅いが、芸能関係者の間では早くも「やり手」として認識されているそうだ。
代表取締役の肩書は、お飾りなんかではない。社員10人を束ね、ジャニーズJr.を売り込むために日々奔走している滝沢社長には土日もなく、帰宅後もビジネスメールを送る日々で、睡眠時間はゼロに近いとも。300名いるJr.の命運が滝沢社長の働きにかかっているとしたら、その重圧はいかほどか……。
だが、そんな重圧は覚悟しての芸能界引退・社長就任だろう。今後の計画としてはまず、ジャニーズJr.オンリーのショップ開店とオリジナルグッズの販売。滝沢はジャニーズJr.名鑑を持ち歩いて営業し、クライアントとの商談では名鑑を開いて使って欲しいタレントをアピールしているらしい。まさに用意周到だ。
あの凄まじいアイドルオーラを誇る滝沢秀明がビジネスとしてオフィスにやってくれば、クライアントとてどぎまぎしそうなものだ。誰もが知る国民的アイドルだった彼が、オフィスで「初めまして。滝沢と申します」と言いながら名刺を差し出してくる……まるでドラマのワンシーン。特にタッキーファンでない筆者であっても、いざ彼と名刺交換という機会があったならさすがに緊張のあまり手汗を大量にかくだろう。そして、しっとりと汗ばんだ名刺を差し出してしまいそう……。