ライフ

「たのしいおすしやさん」で寿司をどこまでリアルに再現可能か挑戦!!

【この記事のキーワード】
「たのしいおすしやさん」で寿司をどこまでリアルに再現可能か挑戦!!の画像1

「たのしいおすしやさん」でつくった色鮮やかなマグロ。サシ入り ※画像は加工なし

 子どもの頃、誰もが一度は作って遊び、そして食べたことがあるに違いない不思議なお菓子・「ねるねるねるね」。

 手順に沿って粉と水を混ぜると色が変わって膨らんでいくこの商品は、クラシエフーズが1986年に発売し、日本で「知育菓子(R)」(同社の登録商標)というジャンルを確立するほどの人気を博した。

 色が変わるのは、酸性・中性・アルカリ性というものの性質を利用しているからであり、膨らむのは、重曹とクエン酸の反応によって炭酸ガスが発生するから――もちろん、このとおりタネも仕掛けもある商品なので、大人からするとちょっぴり味気ないかもしれないが、子どもにとってはまるで魔法のように思えることだろう。子どもの知的好奇心を刺激し、学びへの扉を開いてくれるお菓子だ。

 そんな「ねるねるねるね」の生みの親・クラシエフーズは、他にも「ふしぎはっけん」「カラフルピース」「ポッピンクッキン」という3つの知育菓子(R)ブランドを展開している。

 なかでも「ポッピンクッキン」は“おみせやさん体験”をテーマとしており、ハンバーガーやたこ焼き、ラーメンといった食べ物のミニチュアを、グミのような素材のお菓子で本物そっくりに再現できてしまうのだから面白い。子どものみならず、大人が“ガチ”でトライしてもハマってしまいそうな本格仕様になっているのだ。

 そこで知育菓子(R)の開発に込めた思いをクラシエフーズに聞くとともに、筆者が実際、ポッピンクッキンを使ったお菓子作りに挑戦してみた。

子どもの自己肯定感を高めることこそ、知育菓子(R)のひとつの役目

 まずはクラシエフーズのマーケティング室に所属する、宮迫雅氏へのインタビューをお届けしよう。

「もともと弊社では粉末ジュースを製造していたのですが、もっと楽しい商品は作れないかと考え、水に溶かすとラムネが浮かび上がってくる『プカポン』という商品を1979年に発売しました。

 その流れを汲んで、1986年に『ねるねるねるね』が誕生し、大ヒットしたことから弊社の知育菓子(R)はスタートしています。人気が出た要因としましては、パッケージを見ただけではどんなお菓子が作れるのかわからないという不思議さと、魔女が登場するキャッチーなテレビCMの存在が大きかったのではないでしょうか」(宮迫氏)

「たのしいおすしやさん」で寿司をどこまでリアルに再現可能か挑戦!!の画像2

現在放送中の魔女CM

 かの有名な「ねるねるねるね」のCMといえば、お菓子の食べ方を実演する怪しげな魔女と、「テーレッテレー」という明るい効果音とのギャップが印象的。あのクセになるCMは、やはり商品の売り上げに貢献していたようである。

 では、知育菓子が子どもにもたらす効果とは何なのか。

学術的なエビデンスがあるわけではないのですが、お菓子作りの工程を通して、子どもの豊かな創造力が育まれるものと私たちは考えています。作り方の工程をしっかり読まなければできませんので、読解力や集中力はもちろん、手先の器用さや『どうしてこうなるんだろう』という思考力も鍛えられることでしょう。

 子どもですと、一人では最後まで作れない場合もあると思うのですが、例えば『ねるねるねるね』の粉の袋を上手に開けられたとか、粉と水をよく混ぜられたとか、どれだけ小さくても『できた』という体験をたくさん積み重ねることで、子どもは自己肯定感を得られるはずです。

 また、弊社が『知育菓子教室(R)』というイベントを開催してみると、親御さんのなかにも『うちの子どもにこんなものが作れるんだ!』とビックリされる方がいらっしゃるんです。そういう意味でも知育菓子(R)は、子どもにとっても親御さんにとってもお役に立てている感がございます」(宮迫氏)

1 2 3

「いいね!」「フォロー」をクリックすると、SNSのタイムラインで最新記事が確認できます。