「たのしいおすしやさん」で寿司をどこまでリアルに再現可能か挑戦!!

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子どもたちに混じって、大人のYouTuberも知育菓子(R)で遊ぶ時代へ

 続いて、「ねるねるねるね」以外のブランドの立ち位置を教えてもらおう。

「派生シリーズの『ふしぎはっけん』というブランドには、『つかめる!ふしぎ玉』や『あわデール』などの商品があり、化学の実験のように、通常では考えられない不思議な変化が起こるというコンセプトになっています。

 また『カラフルピース』というブランドは、さまざまな色や形を組み合わせ、世界にひとつだけのオリジナルお菓子を作れるのが特徴です。代表的なものは『おえかきグミランド』という商品で、絵の具のパレットをモチーフにしました」(宮迫氏)

 そして、冒頭でも取り上げた『ポッピンクッキン』シリーズ。こちらは近年、「大量の知育菓子(R)で巨大○○○作ってみた!」といった具合に、YouTuberのおもちゃと化している側面もあるのだが、こうした現象を販売元のクラシエフーズはどう受け止めているのか。

「YouTuberだけでなく学生の方なども、SNSにポッピンクッキンを作った様子をアップしてくださっています。あくまでも知育菓子(R)のメインターゲットは子どもですので、あまり意図していなかった部分ではありますが、非常にありがたいですね。

 きっと、小さい頃に『ねるねるねるね』を召し上がっていた方が成長して大きくなったときに、『今じゃこんな知育菓子(R)があるんだ』と懐かしんでくれているのでしょう。現在は当時より商品ラインナップを拡充していますので、昔と今とではまた違った楽しみ方ができるというのも、大人の方に遊んでもらえている理由なのだと思います」(宮迫氏)

 最後に、クラシエフーズと知育菓子(R)の現状や未来について尋ねた。

「正直な話、新しいネタを形にするのには毎回苦労しているのですが(笑)、弊社では研究所や私たちマーケティング室のメンバーが一緒に協力し、いろいろなアイデアを出し合っています。

 日本には少子高齢化の問題がありますし、これから子どもの人口自体は減少していくのですが、子どもがお菓子を食べる習慣というものは昔から変わらないものでしょう。現代の子どもの間では何が流行っているのか、子どもにとって楽しい要素とは何かをリサーチし、時代に合った新商品を開発していくことで、知育菓子(R)はもっと発展していく余地があるのではないでしょうか。

 あと、このような手作りお菓子は世界的に珍しいようで、興味を持った海外の方が、日本のおみやげとして購入してくださっています。知育菓子(R)には、そういったインバウンド需要も見込めますね」(宮迫氏)

約20年の時を経て、知育菓子(R)“再デビュー”した様子をレポート!

 さて、ここからは、知育菓子(R)に触れるのは約20年前の「ねるねるねるね」以来となる筆者が、「たのしいおすしやさん」にチャレンジしてみた模様をレポートしよう。

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外箱。「たのしいラーメンやさん」とどちらを買おうか悩んだが……(筆者撮影/以下同) ※こちらは旧商品で、現在は外装と内装をリニューアルしたものが販売されています

 宮迫氏いわく、「ポッピンクッキン」シリーズでは、「たのしいおすしやさん」が最も有名だろうとのこと。シリーズのなかには電子レンジによる加熱が必要な商品もあるのだが、こちらは水だけで作れるからお手軽だ。

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材料が入った袋。中身を取り出したあとも、袋は「おすしやさんシート」として機能するので捨てるべからず

 さっそく寿司の皿が描かれた袋をハサミで開封し、材料をテーブルの上に並べてみる。

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「○○○のもと」という袋だけで6つもあり、少しビビる

 いざ目の当たりにすると、どうやら筆者が想像していたよりも複雑そうな気配を感じる。箱の裏に書かれた作り方を熟読しつつ、作業スタート。

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粉からはフルーティーな香りが漂う

 まずはシャリを作るため、指定されたトレーに水を注ぎ、「おすしのもと」を入れる。

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手際が悪かったせいで、ムラのある仕上がりに……

 ……のんびり写真を撮っている間に底のほうの粉が水を吸いすぎてしまったのか、スプーンでかき混ぜてみても、あまりシャリっぽい見た目になってくれない。

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こちらは「タマゴのもと」。水に溶かすとしっかりタマゴ色に!

 まだまだ粉っぽいので水を足そうか迷ったが、余計なことをして変なことになってしまったら怖いので、シャリはこれ以上いじらないことにし、早急にタマゴ作りへ移行した。

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もはや偉そうなことは言えないが、タマゴは失敗しようがなさそうだ

 粉を混ぜて平らにし、3分ほど待つと、ゼリー状に固まる。ちなみにマグロ作りも、タマゴと全く同じ要領だった。

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先ほど捨てないでおいた袋(おすしやさんシート)の出番である

 次に作るのは、イクラ軍艦用ののり。付属の「のりの大きさガイド」に合わせて、黒いソフトキャンディを指で引き伸ばすと……。

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歪な形だが、ギリギリセーフ?

 力加減を誤ったのか、危うくちぎれてしまうところだった。あらゆる作業がいちいち新鮮で、自分が大人だということを、ついつい忘れそうになる。

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