賞賛される『わたし、定時で帰ります。』への違和感の正体

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 同作品のストーリーは非常に見やすく面白かった。数年前に放送されていれば、「定時で帰ることにこだわる」という“斬新な”働き方をする東山の言動に、毎週釘付けになる視聴者も多かったかもしれない。ただ、今の時代では東山のやっていることは特に珍しくなく、アンチヒーローというわけでもない。

 筆者は、「ドラマは時代のトレンドを作るコンテンツ」と考えている。同作品には今の働き方を揶揄するアンチテーゼをぶつけてくれることを期待していただけに少し落胆してしまった。逆に、「ドラマは時代のトレンドを作るコンテンツ」という考え方こそが旧態依然としているのかもしれないが……。第2話以降の展開にはまだ期待を残したい。

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