イチゴ狩りはなぜ炎上しがち? 「先っぽだけ食べる」「花を摘む」マナー違反、「練乳」は?

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「Getty Images」より

 今年のゴールデンウィークは10連休であり、遠出をする人も多いだろう。なかでも手頃で人気のレジャーといえば「イチゴ狩り」。しかし、イチゴ狩りシーズンになると必ず話題になるのが、客のマナー違反による “炎上”だ。

 イチゴ狩りのシーズンは都道府県によって異なるが、関東では12月から5月ごろまでのところが多い。また、品種によって旬は分かれており、「あまおう」は12月下旬から4月下旬、「紅ほっぺ」「とちおとめ」は1月下旬から5月上旬となっている。

イチゴの先だけを食べる客に農場が注意喚起

 2016年1月、群馬県にある「多々良フレッシュファーム」のスタッフは公式ツイッターで、イチゴ狩りをした客のイチゴの“食べ方”について注意喚起をした(現在は削除済み)。

<本日営業終了後の苺のヘタのゴミ箱の様子です。まだ食べられる部分がある苺が沢山捨てられておりました>
<最近こういった食べ方をなさるお客様が目立っております。お店側としてはとても悲しいです>

 この投稿には、先だけかじられたイチゴが大量に捨ててあるゴミ箱の写真が添えられている。ゴミ箱だけでなく地面にもまだ食べられるイチゴが大量に落ちているといい、生産者が悲しくなるのも当然だ。このツイートには多くの反響があったようで、なかには「美味しくないのが原因では」「客なのだからいいだろう」といった否定的なリプライもあったが、「不味いから」「客だから」といって食べ物を粗末にしてよい理由にはならないだろう。

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