絶対にやってはいけない資産運用の“袋分け”~学資保険も個人年金も、金融機関が編み出したフィクションでしかない!

【この記事のキーワード】

使う目的別にお金を管理するのは決して合理的ではない

 誤解のないように言うと、これは分散投資を否定しているわけではありません。逆です。投資対象としてリスクリターンの異なる金融資産にお金を分散することはとても重要です。ここでいう“小分け”は分散投資のことを言っているのではなく、「使う目的別にお金を管理して増やしましょう」という“袋分け”が合理的ではないと言っているのです。

 資産運用は金額がまとまればまとまるほど、選択肢が広がりますし、場合によっては運用コストも低くすることができます。ところが運用原資を小分けしてしまうことは、

①運用手段を狭めてしまう

②手数料が割高になる

③リスク商品に投資する上で大切な分散投資ができない

 という多くのデメリットが生じるのです。

 それに、お金を貯めたり運用したりする段階から目的を念頭に置いたとしても、往々にして生活設計やライフプランは変わります。予定外の出費や、想定していた資金が必要でなくなることだってしばしばあります。だとすれば、目的限定の貯め方をしたり、金融商品を買ったりするのではなく、汎用的に使えるようまとめて運用しておき、必要な時にはそこから必要な金額だけ引き出す方がずっと合理的だといえます。

 お金の袋分けは、支出であればともかく、お金を増やすことを考えた場合は決してやってはいけないということを知っておいてください。

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