宇垣美里がTBSを辞めた本当の理由とは?『サンデー・ジャポン』『アフター6ジャンクション』が与えたもの

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宇垣美里『風をたべる』(集英社)

 元TBSアナウンサーで、現在はフリーアナウンサー・タレントの宇垣美里。2019年3月31日付でTBSを退社し、いまはオスカープロモーションに所属して芸能活動を行っている。

 そんな宇垣美里が5月3日深夜に放送された特番『図解デ理解 アイマイカイワイ』(NHK)に出演。初めてTBS以外のテレビ局での仕事を行った。

 また、4月24日に発売された「an・an」(マガジンハウス)では表紙を飾っている。宇垣美里は「あきらめない! 美脚 美尻」と題した特集に出演。1カ月間ジムに通ってつくりあげた身体を披露した。

宇垣美里TBS退社と「コーヒーぶちまけ事件」の関係は?

 そんな彼女に対していまだに出るのがTBS退社に関する妙な噂だ。その筆頭が「コーヒーぶちまけ事件」だろう。

 これは、2018年3月に「週刊現代」(講談社)が報じたもの。記事によれば、伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)との熱愛が浮上したことで、レギュラー出演していた『あさチャン!』のプロデューサーから降板が伝えられたのに対し、「なんで私が辞めなきゃいけないんですか!」と激怒。コーヒーを壁に向かってぶちまけたという。

 他にもTBSのアナウンス室でイジメを受けていた話や、不当に干されていたという話も、「TBS退社の真相!」といったかたちで週刊誌やネットニュースを賑わせ続けている。

 しかし、彼女がTBSをいずれ辞めて、もっと大きな舞台に羽ばたくことは、もうずいぶん前から決まっていたようだ。

 それは、4月16日に出版されたフォトエッセイ集『風をたべる』(集英社)を読むとよくわかる。

 『風をたべる』は、2017年2月から始まった「週刊プレイボーイ」(集英社)の連載エッセイをまとめた本。2014年入社の彼女にとっては入社3年目に始まった連載だが、その初期の段階でこんな記述が出てくるのだ。

<三つ子の魂百まで。生まれたときからせっかちで、その後20年以上の時を経ても、生き急ぎがちな性格は変わっていない。今もよく周りから「何を焦っているの?」と聞かれるのだけど、私からしてみれば、なぜ人は明日が絶対に来ると確信を持てるのかがわからない。こんな脆弱な生き物、いつ死ぬかわからないんだから、できるときにできることをやらないと。まあ、そこまで考えてはいなかっただろうけれど、私は出られると思った瞬間に外界へ飛び出すことを選んでいる>

2018年からのレギュラー番組が宇垣美里にもたらした変化

 実際、TBS局内での不和などはなかったという。火曜パートナーとして出演している帯番組『アフター6ジャンクション』(TBSラジオ)のなかでフリー転向を報告した宇垣美里は、<居場所がないないと言いますけど、そんなことないぞと。私は意外とこの会社で愛されていました><未だに辞めるって決めて時間も経ちましたけど、やっぱりどうしようかな、辞めるの止めようかなと思うくらい><のびのび感は凄かった。治外法権と言われてましたからね、のびのびしすぎて>と、改めて噂を否定していた。

 実際、『アフター6ジャンクション』など、TBSラジオでのレギュラー番組はフリーになった新年度になっても変わらずに継続している。

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