松坂桃李ドラマ“瀕死”視聴率とスキャンダル重なる窮地か 映画もコケたのになぜドラマ化?

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 不運は重なるのか、5月17日公開予定の主演映画『居眠り磐音』も「いわくつき」の作品となってしまった。ピエール瀧が出演していたため、彼の出演部分を差し替えることになり、代役に奥田瑛二を立てて再撮影が行われた。

 しかし、松坂桃李が今後の日本映画界を担う俳優のひとりであるのは確かだ。昨年は映画『孤狼の血』で、ヨコハマ映画祭助演男優賞、ブルーリボン賞助演男優賞、日本アカデミー賞最優秀助演男優賞、キネマ旬報ベスト・テン助演男優賞といった賞を獲得。日本映画の主要な賞をほとんどかっさらっていった。

 これだけの評価を受けたのは、もちろん『孤狼の血』で見せた演技が素晴らしかったのもあるが、俳優としての彼に未来に対する業界からの期待という側面も大きいだろう。

 松坂が主演した2015年の連続ドラマ『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』(フジテレビ系)は、初回視聴率12.9%が第2話で6.3%に半減するという事態に陥ったが、菜々緒の怪演が話題を呼んだことで最終回には11.5%までV字回復するという復活を遂げている。『パーフェクトワールド』もまだ序盤。このまま尻すぼみになってほしくはない。

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