坂上忍『バイキング』の視聴率失速でもネットバッシングの被害者気取り?

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『バイキング』公式サイトより

 坂上忍がMCを務めるトークバラエティ『バイキング』(フジテレビ系)の視聴率が失速していると、「女性セブン」2019年5月9日・16日合併号(小学館)が報じている。

 同誌によると、『バイキング』が放送開始した2014年当初は視聴率の獲得に苦戦していたが、2016年ごろから上昇。昨年には同時間帯の『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)『ひるおび!』を抜いたという。しかし、今年3月の視聴率は『ヒルナンデス!』に全敗で、4月も負ける日がほとんどのようだ。

 『バイキング』の視聴率を上げた要因は、時事問題に対してのMC坂上忍の歯に衣着せぬ発言だったとみられている。だが最近、その坂上の発言が炎上する機会が以前より増えている。

ピエール瀧へのバッシングを正当化

 たとえば、ピエール瀧の逮捕報道がそうだった。3月28日の『バイキング』は、違法薬物の使用で逮捕されたピエール瀧の出演ドラマや映画に代役を立てたり、電気グルーヴの音源の流通を止めたりという、過剰な自粛対応に対しての抗議がテーマだった。

 しかし、薬物依存症問題に取り組む市民団体が、世界的には薬物は「刑罰から治療へ」という流れだと説明すると、坂上は「イマイチ僕は説得力を感じない部分のほうが多かった」と一蹴。続けて、「日本はまた全然状況が違うから、そこらへんは、なんか、世界の潮流になんでもかんでも合わせりゃいいのかってことではないと思うんだけどね」「薬物に手を出しちゃったら、こんな大変なことになるんですよ! 出演しているものはオンエアーもできないし、損害賠償だし、大変なことになるから、(薬物は)やめてくださいよ!っていう意味も含まれている」と、ピエール瀧へのバッシングや自粛の“正しさ”を主張するスタンスを取った。

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