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『メレンゲの気持ち』ザギトワ選手の脚当て企画も人権意識の欠如 他人の体を品評するテレビの愚

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『ビビット』では「どんなタイプの男性をボーイフレンドにしたい?」と質問

 ザギトワ選手は秋田県から贈呈された秋田犬「マサル」を飼っていることや、日本の人気キャラクター「リラックマ」が好きと公言していることから、日本のメディアでは“親日家”として人気が高い。しかし、来日し日本のテレビ番組に登場したザギトワ選手に失礼な質問を浴びせることが過去にもあり、制作側の人権意識の遅れが甚だしく目立つ。

 昨年4月、ザギトワ選手はアイスショー「木下グループpresents スターズ・オン・アイス2018」への出演のために来日し、報道番組『ビビット』(TBS系)に出演。番組では「ザギトワの素顔を徹底解明します」と題し、彼女の親日家ぶりや私生活をクローズアップした。

 ザギトワ選手はスタジオに自身のスケートシューズを持参しており、スケートに関しての質問がされることを想定していたのだろう。しかし、スタジオではスケートに関する質問はほとんどされなかったうえ、アナウンサーの堀尾正明は「とても動物がお好きなようですけど、どんなタイプの男性をボーイフレンドにしたいと思いますか?」と、セクシャリティに絡んだ質問をぶつけたのだ。

 スタジオにいたテリー伊藤は「いい質問だねえ」と煽っていたが、個人のセクシャリティにぶしつけに踏み込む質問がなぜ「いい質問」なのだろうか。ザギトワ選手は「正直言って男性のことあまり考えたことないんですよ。だからあまりいい質問じゃない」と素っ気なく回答していた。

 また、冒頭の「女子フィギュア選手の脚を当てる企画」は、ザギトワ選手に対しての人権侵害というだけでなく、他の女子フィギュア選手へ悪影響を与える懸念もある。

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