高齢者ドライバーに必要なのは講習ではなく試験ではないか

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高齢者にはもう一度試験が必要だ

 とはいえ、高齢者に「だから免許を返納しなさい」と簡単には言えない事情もある。その一つが、高齢者ドライバーが自分や家族の足となっている場合だ。特に公共の交通機関が発達していない地域では、車を運転しなければ生活に支障が出てしまうこともある。

 そこで国土交通省は2018年から、タクシーや貸し切りバスで荷物を運んだり、逆に貨物車に客を乗せたりすることができる「貨客混載」サービスを可能にした。乗り合いタクシーの普及も支援している。自治体でも高齢者のタクシー運賃を補助したり、通院などのためのバスルートを工夫したりするなどの動きが出てきている。

 しかし、自分の車を持ち、いつでも自由に移動できる利便性は簡単には手放せないだろう。ここはやはり、一定年齢になったら免許更新の「試験」を行い、試験に合格できなければ強制的に免許を失効させる制度が必要ではないだろうか。

 わたしもいずれは高齢者ドライバーになる。そのときまでに自動運転やそれを支えるインフラが発達していることを願う。どこにいてもスマートフォンで発注すれば、目の前まで車がやってきて、目的地まで自動運転で運んでくれるサービスが登場しているといいなぁ、と思っている。

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