キスマイ藤ヶ谷太輔や錦戸亮も不信感? ジャニーズ事務所のゴリ推しは役者志望のタレントを苦しめていないか

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亀梨和也の主演ドラマがつくられ続ける違和感

 ジャニーズがキャスティング権を握ることで、推されているタレントが「主演しかできない役者」になってしまうという弊害も現れはじめている。

 放送中のドラマ『ストロベリーナイト・サーガ』で主演を務めるKAT-TUNの亀梨和也は、『ごくせん』(日本テレビ系)と『野ブタ。をプロデュース』(同)でブレイクして以降、特別出演などを除き“主演”しか務めたことがない。ジャニーズ事務所が推しているタレントほど、主演ばかりに偏る傾向は強く、最近の若手ではKing & Princeの平野紫耀が挙げられる。

 だが、そこまで主演にこだわる必要は本当にあるのだろうか。亀梨のここ最近の主演ドラマは軒並みヒットしておらず、2013年放送の主演連ドラ『東京バンドワゴン~下町大家族物語』(日本テレビ系)の全話平均視聴率は7.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、2017年放送の『ボク、運命の人です。』(同)は平均9.5%。昨年の『FINAL CUT』(フジテレビ系)は、平均6.9%であった。『ストロベリーナイト・サーガ』も7%から6%と振るわない状況。それでも定期的に亀梨主演のドラマが作られ続ける。

 “ゴリ推し”が裏目に出てしまっては元も子もないだろう。前掲「BARFOUT!」で錦戸亮は、大河ドラマや月9など枠のスケールに囚われず、「自分自身がちゃんとしたブランドでいたい」と明言している。

<僕の中では、自分が今、ジャニーズっていう会社におって、関ジャニ∞というのがあって……それ以外で、錦戸として1人でやっているのはお芝居する場所しかない。そこがすごく……うん、めっちゃ大事にしたい場所やなって思います>

 アイドルとしてデビューしても、30代後半に差し掛かれば40代、50代とその先の方向性を見極めたくなるもの。コンサートに軸を置きアイドルとして振り切るのか、舞台をメインに腰を据えるか、音楽を極めるか、ダンスか、映像の役者か……個々、様々だろう。「所詮、事務所パワーで得たポジションではないか」などと疑いを持たず、それぞれが自信を持って取り組めることが望ましい。

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