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松坂桃李から菅田将暉への“嫉妬”と“尊敬”、ふたりが一定の距離を保つ理由

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 共演した際に現場ではよく話すし、事務所の忘年会で今後の目標について語り合うことはあるものの、お互い連絡することはない。

 連絡先自体は交換しているので連絡することは可能だそうだが、飲みに誘い合う可能性について阿川佐和子に問われると松坂は<絶対ないですね>と断言。<お互いのプライベートには入らないっていう。ちょっと兄弟みたいな関係性があったりして>と説明していた。

 仲が悪いわけではないが、あまりにも似通ったキャリアを歩む俳優同士、心地のいい距離感というものがあるのかもしれない。

松坂桃李と岡田将生、柳楽優弥の関係性

 そんな松坂が普段から仲良くしている俳優としてよく知られているのは、岡田将生と柳楽優弥だ。

 たとえば、「女性セブン」(小学館)2019年5月30日号では、岡田将生の主演ドラマ『昭和元禄落語心中』(NHK)に触れながら、こんなことを語っている。

<岡田将生と柳楽優弥とはプライベートで連絡を取り合う数少ない仲間。普段、仕事の話はほとんどしないけど、たとえば『昭和元禄落語心中』を見た時は“やっぱすげーな!”って思いますし、友人の出演作から刺激を受けますね>

 とはいえ、友人だからこそ、強いライバル心ももっているのかもしれない。

 「ダ・ヴィンチ」(KADOKAWA)2019年6月号のインタビューで松坂は、『孤狼の血』で演じた日岡秀一役について<この役は誰にも渡したくない、絶対自分が演りたいと思った初めての作品です>と語っている。

 『孤狼の血』は広島を舞台に、暴力団と警察の血で血を洗う戦いを描いた映画。昨今では滅多につくられなくなったオールスターキャストのヤクザ映画で、しかも撮影現場では、主人公のベテラン刑事・大上章吾役を務めた役所広司とバディを組むことができる。

 日本を代表する俳優である役所の演技を間近で勉強することのできる滅多にない機会だからこそ<この役は誰にも渡したくない>と思ったわけだが、その話をするなかで松坂は先ほどの二人を名指ししてこんなコメントをしている。

<これを柳楽優弥君や岡田将生君が演っているのを観たら、僕は鬼のように嫉妬すると思いました>

 本稿に出てきた4人以外にも、現在20代後半から30代にかけての若手俳優は熾烈な競争状態にある。

 東出昌大、高良健吾、綾野剛、佐藤健、星野源、二宮和也(嵐)、斎藤工、松山ケンイチ、山田孝之など、人気・実力のある若手俳優のリストをつくれば、どこまでもその名前は続いていく。そういった俳優同士、お互いを仲間・良きライバルとして敬意を払い合うことは、業界に良い風を生むだろう。

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