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中居正広が『ニュースな会』で意見を言わない理由 『バイキング』MC坂上忍とは対極?

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中居正広

 4月27日からスタートした『中居正広のニュースな会』(テレビ朝日系)。冒頭、司会をつとめる中居正広の「私の身の丈に合った番組を目指して参りたいと思います」と謙虚な挨拶で幕を開けた。

 この日、コメンテーターとして出演した社会学者の古市憲寿氏は、中居に対して「アイドルなのにニュース番組大丈夫なんですか。ニュースってどうしても右とか左とか決めなきゃいけないって多いじゃないですか。そういう時、中居さんどうするんですか?」と質問をぶつけたが、中居は「全然分からない」とアッケラカン。古市氏を「ズルい」と笑わせ煙に巻いていた。

 中居正広にとってバラエティの司会業は得意分野だが、ニュース番組は新境地。番組内での立ち位置を模索中であることが垣間見える。しかし期待値が高かったせいなのだろうか、三回の放送を終えた今、「中居くんにやる気がないみたいに見える」「中居くんの持ち味が活かされてないしニュースに向いてない」という厳しい意見も視聴者から寄せられることとなった。

 だがそれも中居の戦略なのかもしれない。5月11日放送のラジオ番組『中居正広 ON & ON AIR』(ニッポン放送)では、『ニュースな会』での立ち位置について言及。やる気のないように見えているかもしれないが、敢えてコメントせずにいるのだと説明した。

<『中居が思うには……』みたいのもちょっと、うーん。あんまりちょっと自分の中ではあんまカッコ良くないなぁ。カッコ良くないな、っていう考え方が正しいかどうかもわかんないですけどね。本来なら、ひとりでニュースについて、自分がこの事故、ハプニング、トラブルについて思ったことみたいなことは……んー、そんなやっぱり言えないかな。言える立場でもないし>

 古市氏は「ニュースってどうしても右とか左とか決めなきゃいけないって多い」と言ったが、確かに番組としての方向性が保守なのかリベラルなのかは、そのうち定まっていくだろう。ただ、詳細や背景を丁寧に追えていない状態で、個別の事件や事故について「これはこうなんだ」と言及することに、中居が抵抗を覚えているとしても不思議ではない。“言える立場ではない”のに御意見番として好き放題に暴論を繰り出すコメンテーターやMCも少なくはない中、中居は慎重な姿勢を取っているといえるだろう。

 今年2月、中居正広は『ナカイの窓』(日本テレビ)において日本のコンビニで働く外国人への差別的な発言をした。これは多くの視聴者が問題視し、一部ではBPO(放送倫理・番組向上機構)に訴えかけようという動きまで出ていた。この騒動の反省から、社会問題や事件へ軽率な意見を述べないよう、慎重になっているという側面もあるのではないか。

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ウェジー 2019.03.01

 率直な意見というものもあってしかるべきだが、それが差別や偏見に基づいていないか、常に意識しなければならない。だからこそ中居は今回、慎重かつ謙虚な姿勢で臨んでいるのかもしれない。

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