
長瀬智也
「週刊文春」5月30日号(文藝春秋)が、TOKIO“自然消滅の危機”としてグループの現状を伝えた。記事によると、ボーカルを担当する長瀬智也は、ベースの山口達也が脱退以降グループでの音楽活動が出来ない状況に痺れを切らし、ジャニーズ事務所に「もうTOKIOをやってられない」と直訴しているというから穏やかでない。
長瀬がTOKIOを脱退する、ジャニーズ事務所を退所するという噂は1月から囁かれてきた。今年1月の「日刊ゲンダイDIGITAL」では、芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄氏が、音楽活動に意欲的な長瀬は今後の方針について事務所とひと悶着あり、このまま芸能界をフェードアウトすると推測している。確かに現在の長瀬はグループ以外の活動をほとんどしておらず、ドラマは2017年に放送された『ごめん、愛してる』(TBS系)、映画は昨年公開された『空飛ぶタイヤ』以降、新作の情報がない。
ここで気になるのが、今年2月放送のラジオ番組において長瀬が、ジャニーズ事務所のことを“プリズン”と表現していたことだ。
長瀬智也「ま、プリズンみたいなもんじゃないですか!」
今年2月、事務所の先輩である木村拓哉がパーソナリティーを務めるラジオ『木村拓哉 Flow supported by GYAO!』にゲスト出演した長瀬智也は、自身がジャニーズ事務所に入った当時のことを振り返りながら、木村と以下のトークを繰り広げた。
長瀬:ジャニーズ事務所ですから、入所とか退所でいいんじゃないですか?
木村:え、でも、それちょっとプリズンな感じする(笑)。
長瀬:プリズンな感じですか? ま、プリズンみたいなもんじゃないですか!(笑)
木村:おい、やめろ!
2人:(爆笑)
“刑務所”とは大げさだが、長瀬がジャニーズ事務所に対して、何らかの窮屈感を覚えていることをうかがわせる意味深なやりとりだった。
長瀬が音楽活動を再開するためには、TOKIOへの新ベーシスト加入、あるいはソロ歌手としての道もある。長瀬はドラマとの連動で、ソロの楽曲をリリースしヒットを飛ばした経験もある。ただ、山口達也がグループに復帰するという説に関しては、今の段階では現実的とは言えない。
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