子どもの不登校は学校ではなく「フリースクール」に相談すべき? 不登校への初期対応

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――メディアでインタビューを受けているかつて不登校だった人たちには、起業して成功するなど「特別な才能があったんだな」と感じるケースが多いように思えますが、一方で、会社員として働く、平凡な家庭を持つなど「普通の人生」を送っている元不登校の方もいるはずですよね。

石井 むしろそういう人たちのほうが多いですよ。私は82年生まれですが、しょうもないオヤジギャグを言ったり、本当にただのおじさんになりました。その現実を伝えたいですね。何か特別な未来とかではなく、普通のおじさん・おばさんになるからねって。

――「普通の人生」を送る元不登校の人たちは、わざわざ自分が不登校だったことを言わないのかもしれません。とはいえ、不登校になったからといって人生は終わらないし、未来が閉ざされるわけでもないことは、何かしらの方法で子どもたちに伝えていきたいですね。

石井 不登校に限らず、みんな複線的に生きていくじゃないですか。定年まで働くと思って入社した会社を転職したり、一生添い遂げるつもりで結婚した相手と離婚したり。多くの大人はぶらぶらしながら生きていますが、その姿が子どもからは見えづらい。私が不登校だった子ども時代は、すごく見えづらかったんです。学校を出て会社に入って家庭を持って退職して……そんな人生なのかな? そんな人生って楽しいのかな? と不安や疑問を持っていましたが、実際はそんなにストレートにうまくいですし、「普通の人生」にも沢山のドラマがあって、とても楽しいです。

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次回は、不登校になった子どもたちが通う「フリースクール」の現状について、引き続きお話を伺います。

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