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名作映画『レオン』から25年、ナタリー・ポートマンが「リメイクを望まない」理由

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映画『レオン』

 ナタリー・ポートマンが、13歳の頃に出演した映画『レオン』について<今見るとあの作品ははとても不適切>と振り返っている。

 今から25年前の1994年に大ヒットした映画『レオン』は、天涯孤独の殺し屋・レオン(ジャン・レノ)と、家族から虐待を受けていた少女・マチルダ(ナタリー・ポートマン)の「純愛」を描いた作品として有名だ。

 汚職まみれの麻薬取締官・スタンスフィールド(ゲイリー・オールドマン)らに家族を惨殺されたマチルダは、隣室に住むレオンに助けを求め、自分も殺し屋になりたいと猛プッシュ。レオンはそんなマチルダを拒めず、2人は共同生活を始め、やがてホテルに移り住み、心を通わせていく。

 スタンスフィールドに誘拐されたマチルダをレオンは助け、マチルダはレオンに愛の告白。レオンもマチルダに愛情を抱いていたが、スタンスフィールドとの銃撃戦で命を落とす。ちなみにディレクターズ・カット版では、レオンとマチルダがシャンパンで祝杯をあげたり、マチルダがレオンに初体験を求めるシーンもあった。

 日本でも1995年に公開され、やはり大ヒット。伝説的な作品として語り継がれている。マチルダを演じたナタリー・ポートマンの名は、『レオン』によって一躍世界中に知れ渡った。現在37歳になったナタリーは女優として確固たる地位を築き、アカデミー賞を受賞した『ブラックスワン』(2010年公開)などの代表作もある。

 2005年の時点では、ナタリーが『レオン』の続編として、その後のマチルダを描いた作品に出演したいと希望していることが報じられていた。だが現在では、『レオン』への出演をポジティブな経験だったと肯定しつつも、<現代の視点で見ると褒められない部分がたくさんある>として、<リメイクできるとは思わない>としている。

 確かにこの25年で世界の価値観は目まぐるしい変化を遂げた。2017年、ハリウッド業界では、映画プロデューサーのハーベイ・ワインスタイン氏が長年に渡り、複数の女優にセクハラ行為を働いていたことが発覚。#Metoo運動が広がった。2018年1月に行われた第75回ゴールデン・グローブ賞の発表・授賞式では、抗議の意味を込めて300人以上の役者が黒いドレス姿で参加。プレゼンターを務めたとナタリー・ポートマンも黒いドレス姿で登場し、候補者を読み上げる際は「全員、男性だけどね」と皮肉を述べていた。

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