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新潟県がNGT48との契約終了、地元で見限られた地方アイドルの行方は

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NGT48公式Twitterより

 5日の定例記者会見で、新潟県の花角英世知事がNGT48と契約を更新しないことを明言した。NGT48は今年9月に新潟県内で開催される「国民文化祭」「全国障害者芸術・文化祭」のスペシャルサポーターに起用されていたが、降板することになる。

 花角知事は、NGT48との契約解除について、「(文化祭まで)もう時間がない。スペシャルサポーターという形で宣伝することは考えていない。(NGT48と)契約しない」と明言。NGT48の暴行事件を念頭におき、「(NGT48は)新潟の魅力だと思っているが、運営の課題がある」「県民から歓迎される状態になったとは思えない」と指摘し、「残念です」と述べた。

 花角知事は今年3月27日の会見で、渦中のNGT48について「早く正常化し、活躍していただきたい」と言及。この時点において契約は保留とし、「今のままでは事態は収束したとは思えない。事態の推移を見守ってから判断したい」と説明している。この直前には、新潟市内にて第三者委員会による調査結果報告会見が行われていたが、NGT48の運営会社AKSの対応のまずさが露呈し、火に油を注ぐ事態となっていた。

 事件の発覚からおよそ5カ月――5月20日には暴行事件の被害者である山口真帆ら3人のメンバーが卒業。グループはチーム制を解体して“再スタート”を掲げていた。しかし結果的として、NGT48は地元の新潟と縁を切ることになってしまった。

県知事や地元メディアが繰り返し指摘したAKSの問題

 地元密着型のアイドルとして誕生したNGT48は、新潟のPR効果を期待され、行政のバックアップを受けてきた。それだけに、NGT48のスキャンダルは新潟のイメージ急落にも直結しかねない。

 すでにNGT48は、新潟県内での活動は開店休業状態にある。3月には地上波の冠番組『NGT48のにいがったフレンド!』(テレビ新潟)と、ラジオ番組『NGT48の みんな神対応!! ラジオあくしゅ会!!』(FM NIIGATA)が放送を終了。県内で行われる「最高の新潟ラーメン祭」などのイベントにも出演中止のアナウンスが相次いだ。

 それだけでなく、新潟のメディアは地元を舞台に起こった暴行事件について、徹底的に追及する構えだ。5月31日に放送された『金よう夜 きらっと新潟』(NHK新潟)では、「近すぎたアイドル~岐路に立つNGT48~」と題し、NGT48の問題点を取り上げた。

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