皆さんは一を聞いて十を知る人でしょうか? それとも十を聞いても一しか理解できない人でしょうか? この記事では、一を聞いて十を知る人になるためのポイントについて解説していきますが、まずは皆さんがどちらに該当するのかが簡単に確認できるテストを用意しました。以下のケースについて考えてみてください。
ある日、皆さんが報道番組を見ていると、このようなニュースが流れてきました。
「××県の見晴らしの良い交差点で車2台がぶつかる交通事故が起きました。信号はどちらも青でしたが、Aさんの運手する車が、対向車がいるにもかかわらず無理に右折したため直進車と接触しました。この事故に関し、Aさんは『直進車が止まってくれるだろうと思ったので右折した』と供述しています」
このニュースを聞いて、どのような感想を持ったでしょうか?
1.「痛ましい事故だ…」「ぶつけられた奴はかわいそうに」といった感想
2.「Aってのは間抜けな奴だな」「最近運転が下手くそな奴が多いな」といった感想
3.「無理な右折はしないように気をつけないと」「交差点で自分が直進するときは対向車に気をつけよう」といった感想
4.「だろう運転はしないようにしよう」といった感想
5.「コミュニケーションにおいて伝わっている“だろう”で考えないようにしよう」といった感想
このテストからは、ひとつの経験からどれだけの教訓を引き出せるか? ということを知ることができます。