
吉木りさオフィシャルブログより
現在妊娠しており、今年の秋に出産予定ということを発表したタレントの吉木りさが、5日に更新した公式ブログで、妊娠に至るまでの葛藤を綴った。
吉木りさは結婚から1年間にわたって努力したが結果には結びつかず、最後の半年間は不妊治療に特化した産婦人科に通院していたと報告。そのうえで、妊活中にあった辛い出来事をこのように紹介している。
<そんな中、地味に辛かったことが何気ない会話の中でありました
『お子さんの予定は?』
『なんで作らないの?』
『子供はいいよ〜!!早く作った方がいいよ!!』
この会話、私の場合はほとんどが上の世代の男性から頂いた言葉でした
そんな傷つく会話?と思われる方もいらっしゃるかもしれないんですけど
『言われなくてもわかってるよ!!』
と大声で言いたくなるほど私は辛かった
妊娠するまでどれだけ大変で、奇跡的なことなのかを認識している方が多い女性からは
このような言葉をかけられることが全くありませんでした
妊活のアドバイスでしたらありがたいのですが、おもむろに上から目線で『早く作らないとダメだよ〜』『早く作った方がいいよ〜』
と何度も言われた時は、苦笑いするしかありませんでした
その度にプレッシャーになり、落ち込み…
母親に泣きながら電話することも
そんな言葉は気にしないのが1番なのかもしれませんが
この時期はナーバスになることもあるので、こういった言葉のトゲは中々抜けなかったです>
言った当人にしてみれば何気ない言葉だったのかもしれないが、その「余計なお世話」発言がどれだけ人の心を傷つけるか──。そんな経験を踏まえ、彼女はこのように綴っている。
<今の時代、様々な形で夫婦の絆を築いているご夫婦、ご家庭に、自分の価値観を押し付けることは絶対にしてはいけないなと勉強になりました>
山口智子「人それぞれ、いろんな選択があっていい」
人それぞれ様々な形の人生・家庭があり、プライベートな領域に土足で足を踏み入れるような発言は、人を傷つけることもある。ようやくこのことが当たり前の感覚として周知されるようになってきたが、広く定着させるために影響力のある人物が発言していくことは、非常に重要だ。
過去には、山口智子も自らの家族観に踏み込んだ発言で、世間に一石を投じたことがある。