社会

吉木りさ「お子さんの予定は?」年上男性たちのプレッシャーで傷、「3人産むよう伝えて」の余波がここにある

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 山口と唐沢寿明は子どものいない夫婦だが、入籍後、10年以上にわたり山口がメディア露出を控えていたため、「妊娠・出産のために仕事を休んでいるのでは?」と邪推され、さらに「敢えてつくらないのか」「いやいや不妊治療をしているんだ」などの憶測まで週刊誌を中心に飛び交った。

 そんななか、山口は「FRaU」(講談社)2016年3月号のインタビューで自らの人生観についてこのように語ったのだ。

<私はずっと、『親』というものになりたくないと思って育ちました。私は、『子供のいる人生』とは違う人生を歩みたいなと。だからこそ、血の繋がりはなくとも、伴侶という人生のパートナーを強く求めていました>
<私はずっと、子供を産んで育てる人生ではない、別の人生を望んでいました。今でも、一片の後悔もないです。人それぞれ、いろんな選択があっていいはず。もちろん、子供を持って初めてわかる感動もあると思います。実際に産んでみないとわからないことだと思うけれど。でも私は、自分の選択に微塵の後悔もないです。夫としっかり向き合って、二人の関係を築いていく人生は、本当に幸せです>

 このインタビューは大きな話題となり、多くの人の心を動かした。有働由美子アナウンサーもそのひとり。

 有働アナは当時レギュラーを務めていた『あさイチ』(NHK)で「FRaU」のインタビューを紹介し、<よく言ったなと思いました>と、その勇気を称賛。そのうえで、<まだ世の中に子どもを産んでお母さんになるほうが多数派><誰も『そうじゃないよ』って言わないし、なんかどこか心の底に(産んで当たり前という気持ちが)なんとなくあるような気がする>と、こういった意見がもっと当たり前の世の中になることへの期待を語った。

石田ゆり子は未婚女性に不利な社会制度を批判

 そもそも、「妊娠・出産」以前に、「結婚」に関しても、旧来の価値観・人生観がまだまだ生き残り続けている。

 未婚の女性に対して結婚を強制しようとする社会に対し、石田ゆり子は『Lily 日々のカケラ』(文藝春秋)のなかでこのような批判を綴っている。

<「結婚して初めて一人前」という考え方は古いと思う。ちまたで、ある年齢以上の独身女性に対して「結婚できない」という言葉を使うのを耳にするととても嫌な気持ちになります。結婚できないんじゃなくて「しない」。そういう選択もあたりまえにあるのにね。
 たしかに、未婚の女性が一人で生きるのは大変なこともたくさんあります。社会制度的にも夫婦で子どもがいることが基準になっているし、でも未婚で生きていくという人生も、もっとちゃんと認められていく、成熟した世の中にならないといけないのではないかと本当に思います>

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