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吉本芸人「契約書ない」と反論続出、“闇営業”背景に吉本興業マネジメント体制の古さか

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吉本興業株式会社ホームページより

 6日、カラテカの入江慎也が、反社会勢力の忘年会で“闇営業”をしたとして、吉本興業は4日付で入江との契約を解消したことを発表した。翌7日、入江はTwitterを更新して“闇営業”を事実と認めつつ、「詐欺グループの忘年会であることは本当に知りませんでした」と釈明したが、雨上がり決死隊の宮迫博之ら、忘年会に参加した芸人たちにも批判の声が集まっている。

 7日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)では、MCの加藤浩次と近藤春菜が同じ吉本興業の所属芸人という立場から私見を述べた。加藤浩次は、吉本の対応について「吉本興業にしてみても説明がもっと足りないと思う。会社としての説明もうちょっとちゃんとした方がいいんじゃないかって。入江を契約解消にして終わりってことじゃなくて、会社として説明をすべき」と苦言を呈した。

 また近藤春菜は、「人を連れていく以上はどういう人たちなのかを分かっておかないといけなかった」と入江を批判したうえで、吉本興業が契約を解消したことについては、「吉本興業と芸人との間に契約書というのもがない」と矛盾を指摘している。

 加藤浩次も「俺らは(契約書を)交わしたことがない」と同意し、近藤は「芸人は(契約書を)交わしたことがないので、契約解消というのであれば、会社としても契約書をちゃんと作って、こういう契約でやるので、何か営業やお話があった際にはちゃんと会社を通しましょうねとか、何もなかったので、わからない部分もある」と続け、「今後は会社的に考えていかないといけなんじゃないかな」と提言した。

 この闇営業報道について、同じ吉本に所属する芸人たちにとっては思うところがあるのかも知れない。芸人のキートンは7日、Twitterを更新し、<ちゃんと仕事、営業を入れて、ちゃんとしたギャラが振り込まれたら、闇営業なんて行かねーよな。仕事は入れない、自分で取ってきた仕事に色々言われる、生活できない、そんな吉本芸人は山ほどいる。そこに闇営業の話がきたら、心が揺らぐわな>と擁護の意見を述べ、波紋を広げている。

 入江が反社会勢力とつながっていた件と直接の因果関係は認められないものの、吉本興業のギャラが安いことは有名で、これまで所属芸人たちがテレビで散々ネタにしてきたことだ。

 2014年には、『ナカイの窓』(日本テレビ系)に出演したピースの綾部祐二が、具体的なギャラの取り分を「吉本:芸人=9:1」であると暴露し、吉本に対して「搾取」「ブラック企業」と批判の声が上がっていた。

 しかし、そもそも、芸人と吉本に契約書さえ存在しないのならば、ギャラうんぬん以前の問題だろう。2015年に放送された『マルコポロリ2015新春!芸能事務所のウラ側からトンデモ収入までじぇじぇじぇとポロリすんのか~いSP』(関西テレビ)では、月亭方正が「「吉本:芸人=9:1」のギャラ配分の真相について、「僕らもわからない。根本的な額がわからない。9:1という数字も想像でしゃべってる」とし、もともとの出演料が分からないため、営業先でトラブルになることを明かしていた。

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