それは2008年までさかのぼる。「週刊現代」2008年3月29日号(講談社)が吉本芸人4人によるレイプ疑惑を報じたのだ。同誌は「恐怖のホームパーティ」と題して、今田耕司の自宅で、雨上がり決死隊・宮迫博之、ジャリズム・山下しげのり、そして入江が、3人の一般女性と性行為をしたこと、そしてそのうちの1人が強要されたと訴えていること、また未成年相手の淫行疑惑もあることなどを伝えた。
同誌に被害を訴えた女性(Aさん)は、もともと入江の顔見知りで、入江に呼び出されて飲み会に参加したという。バーでは女性が10人ほど集められたが、そのうちの3人が今田の自宅に連れて行かれたそうだ。Aさんは山下、入江、宮迫にレイプされたうえ暴言を吐かれたと告発する内容だった。
この記事をめぐっては、今田と吉本興業側が「週刊現代」を名誉毀損で訴え、最終的に雑誌側が謝罪広告の掲載と賠償金を支払い和解した。入江も法廷で事実無根だと証言したという。
ただ、時は流れ2013年。webニュースサイト「サイゾーウーマン」が報じたところによると(記事)「、入江はお笑いコンビ・Hi-Hiのトークライブにゲスト出演、この一件をネタにし、「被害者の女は出廷してきたんだけどさ、途中で泡吹いて倒れちゃったんだよね」と、被害を主張し証言台に立った女性を嘲笑したのだという。事件そのものが完全な言いがかりであり、飲み会をした事実すらないというならともかく、もともと顔見知りであり自らが飲み会に呼んだ女性であるにもかかわらず、ここまで相手を軽んじた発言ができるというのは理解に苦しむ。
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