マイリー・サイラス痴漢被害「セクシーな服を着たせい。自業自得」の声に反論 「私の自由を邪魔するな」

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マイリー・サイラス公式インスタグラムアカウントより

 マイリー・サイラスが自らの受けた痴漢行為を「自業自得」とする声に反論した。

 きっかけは、マイリー・サイラスが夫のリアム・ヘムズワースとともに訪れたスペインで起きた騒動だった。

 バルセロナのホテルから出ようとするところで2人は集まったファンからもみくちゃにされるのだが、その最中、ある男がマイリー・サイラスの髪をつかんだうえ、キスをして走り去って行ったのだ。

 この様子を居合わせた人が撮影しており、その動画はツイッターに投稿されて拡散した。

 もちろんSNS上では男の痴漢行為を非難する声が多く寄せられたのだが、その一方、マイリーの服装をあげて「そんな格好をしている方が悪い」とバッシングする動きもあった。

 動画での彼女は、ビーチで着るような露出の多い服装。またマイリーは、ステージ、ミュージックビデオ、SNSの投稿などでしばしば裸に近い露出度の服装をすることがあり、「そんな格好をしている方が悪い」といった意見が出てきた背景に、そうしたパブリックイメージも関係しているのだろう。しかし言うまでもなく、それと痴漢行為はなんの関係もない。

 マイリーはこのセカンドレイプともいえるバッシングに激怒。インスタグラムのストーリーで次のように主張した。

<女性は着たい服を着ていい。バージンだっていいし、5人の違う人と寝たっていい。夫といてもいいし、ガールフレンドといてもいい。裸だっていい>
<同意なしに身体を掴まれることはあってはならない>

 またツイッターでも、<あなたは“セクシー”になりたいんでしょう? なにを望んでいるの?><売春婦みたいなドレスを着てなにをしたいんでしょうね>といったインターネットユーザーの意見を紹介したうえで、<Don’t fuck with my freedom(私の自由を邪魔するな)>と非常に強い口調で反論した。

 マイリーの言う通り、服装によって痴漢行為が正当化され、あろうことか被害者がバッシングされるなんて構図は、あってはならない。

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