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闇営業が芸人にとって「必要」な状態こそ改善すべきではないか 吉本興業に巣食う大問題

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カラテカ入江慎也Instagramより

 カラテカ入江慎也が吉本興業から解雇され、波紋を広げている芸人たちの“闇営業”。友達5000人の人脈がウリだった入江だが、「FRIDAY」(講談社)によって振り込め詐欺グループの宴会に参加、雨上がり決死隊の宮迫博之やロンドンブーツ1号2号の田村亮らを仲介していたことが発覚した。

 宮迫と田村は「結婚式の二次会という認識だった」「ギャラはもらっていない」と釈明し、「入江に誘われフラッと立ち寄った」としている。ガリットチュウ福島善成もTwitterで「いつも応援してくれる方、関係者の皆様、ご迷惑、御心配おかけしてしまったこと本当に申し訳ございませんでした。深く反省しております。今後、この様な事がない様に気を付けて行きます」と謝罪。レイザーラモンHGはコメントを出していない。

 ネット上に流出・拡散している複数の画像や動画では、芸人たちが宴会を盛り上げるべく芸を披露している様が写っている。また、「フライデー」に名前の挙がった芸人のほかにも、ワタナベエンターテインメント所属のお笑いコンビ・ザブングルの加藤歩と松尾陽介もその場にいたことが明らかになり、まだ騒動は拡大中だ。

 さらにこの“闇営業”騒動に乗じて、楽しんごが「闇営業なんてみんなやってる」と吐露している。

吉本解雇の楽しんご「闇営業なんてみんなやってる」

 かつて「ラブ注入」のネタで一世を風靡した芸人の楽しんごは、「フライデー」騒動直後の10日、吉本興業から“闇営業”でのトラブルを理由に解雇処分を受けていたことが明らかになった。

 すると楽しんごは11日、Twitterを更新し、闇営業予定だった「ペット会社」への不満を投稿。

<最初から吉本所属って!分かってんなら僕じゃなく吉本に連絡するのが筋だろーが!そっちからオファーしといてキャンセル?営業補償請求当たり前だろーが馬鹿!>
<僕の日にち抑えておいて!何故か社長さんから社内のLINEにたらい回しにされてキャンセル? マジ!この会社有り得ないと思いました>

 そして楽しんごはInstagramのストーリーで、<闇営業なんてみんなやってるわ!>とぶちまけた。

 また、吉本芸人のキートンも7日、Twitterで闇営業について暴露、こちらは吉本興業を批判している。

<ちゃんと仕事、営業を入れて、ちゃんとしたギャラが振り込まれたら、闇営業なんて行かねーよな。仕事は入れない、自分で取ってきた仕事に色々言われる、生活できない、そんな吉本芸人は山ほどいる。そこに闇営業の話がきたら、心が揺らぐわな>

 11日放送の『ビビット』(TBS系)では、千原ジュニアが「僕らのころは直(ちょく)って言ってました。会社を通さず直で行ってる(活動する)芸人がいた」「会社はうっすらと分かっているだろうし、芸人には『お前ら、直で行くなよ』と言ってる」と明かしている。

 芸人たちの間では、なかば公然の秘密のようになっている“闇営業”だが、まずクリアにしておくべきなのはその定義だ。ネーミングから誤解を招きがちだが、“闇営業”とは事務所を通さずにギャラを得る行為そのものを指し、必ずしも反社会的勢力とのつながりがあるわけではない。そういう意味では、千原ジュニアが言う“直営業(直)”というニュアンスの方が合っているだろう。

 ただし、「フライデー」の一件のように、事務所の判断なしに営業を受けることで、意図に関わらず反社会的勢力とつながってしまう可能性もある。仮に芸人サイドが「知らなかった」と訴えたとしても、今回のケースでいえば振り込め詐欺で金を騙し取っていた集団を“お祝い”してしまったことに変わりはない。イメージを重視するテレビタレントとしての側面が強い芸人にとっては、死活問題だろう。

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