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HYDEがラルクを再開しない理由 アメリカ進出で音楽性激変でもファンの反応は?

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HYDE公式ツイッターアカウントより

 19日、HYDE(L’Arc〜en〜Ciel、VAMPS)がソロ名義のアルバム『ANTI』をリリースする。オリジナルアルバムとしては2006年リリースの『FAITH』以来13年ぶりとなる。

 『ANTI』の特色は、HYDEだけで曲をつくるのではなく外部のソングライターとの共作で楽曲制作を行ったこと。もうひとつは、海外のソングライター、プロデューサー、エンジニアを迎え、海外仕様の音づくりを目指したことである。

 HYDEはアメリカでのツアーを精力的に行うなど、海外進出、特に米国進出の動きを強めているが、『ANTI』はそういった活動の延長線上にある。

 「ROCKIN’ ON JAPAN」(ロッキング・オン)2019年7月号のインタビューでは、アメリカ進出のために音のつくり方を抜本的に変えたと語っている。

<日本で作った曲であっても、プロデューサーとかエンジニアとか、向こうのフィルターを通すようにしてました。やっぱり、僕たちの感性ではわからないことがあるんですよ。どこが気持ち悪いとか──日本のフィルターだけで作ると、アメリカ人が聴いてどこか気持ち悪いところがあるんですよね、きっと。そこを向こうのフィルターを通してクリアにしたかったんですよね>
<向こうのフィルターを通すんだけど、お互いの共通点の一番いいところを作り上げたいなって。日本でももちろん最高でありたいけど、向こうの人が聴いて『ん?』って思われる部分をなくしたい。それは僕らではわからない部分があるので、プロデューサーとかエンジニアとか、向こうのフィルターを通してます>

 日本の音楽業界の慣例でつくられていった、よく言えば「個性的」、悪く言えば「ガラパゴス」な部分を、敢えて消すように努力したのである。

ONE OK ROCKはアメリカ進出で音楽性を変えバッシング

 ONE OK ROCKも、今年2月に発売されたアルバム『Eye of the Storm』で、かなり似た制作スタイルをとっている。

 このアルバムをつくるにあたりONE OK ROCKは、ジャスティン・ビーバーのメインプロデューサーのひとりであるPoo Bearと楽曲を共作するなど、バンド外のクリエーターと積極的にコラボレートした。

 また、アメリカ側のスタッフから「もっとラジオソングも作ったほうがいい」というアドバイスを受けて、向こうのレコード会社から紹介されたプロデューサーと曲をつくるなど、バンド運営に関するイニシアチブまでかなりの部分をアメリカ側のスタッフに渡したのだという。

 アメリカで成功するため自分たちが身につけてきたやり方はいったん捨て、「郷に入れば郷に従え」スタイルで相手のやり方を学ぶ。それをTakaは「大人になる」という言葉で表現していた。

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