大阪拳銃強盗の飯森裕次郎容疑者に「ゲームが…」偏見、父親や個人情報もネットで拡散

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ネットの憶測・デマ拡散に懸念

 川崎事件においては、発生直後からネットを中心に真偽不明の情報が出回っており、犯人には「無敵の人」という属性が与えられていた。その後の捜査から岩崎容疑者が同居の叔父夫婦のもとで引きこもり生活を送っていたことがわかると、「やっぱり引きこもりは危険」などという偏見を助長するような報道が続いた。

 大阪・吹田市の拳銃強奪事件についても、ネットでは犯人の精神疾患を問う声や、家族親類の個人情報が発信・拡散されつつある。事件発生後、大阪府警が千里山交番付近を徘徊していた不審者の画像を公開した時点から、飯森容疑者のFacebook特定にはじまり、過去の職歴や父親の勤務先、出身校から住所まであらゆる情報がものすごい速さで拡散した。

 そして犯人として飯森容疑者が逮捕されてからは、その動機を解明しようとする動きが盛んになっているが、単純明快な理由を特定できれば何の苦労もない。事件発生から一日、逮捕から半日という段階で、上述したようなテレビコメンテーターの無責任なコメントが飛び交うような状況は健全とは言えないだろう。

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