ひきこもりの公的支援はどこで受けられる? ひきこもりは“家族の問題”ではなく“社会の問題”

【この記事のキーワード】

「ひきこもり」問題の相談ができる主な場所

ひきこもり地域支援センター

精神保健福祉センター

特定非営利活動法人 KHJ全国ひきこもり家族連合会

ワンストップの「ひきこもり地域支援センター」

 「ひきこもり地域支援センター」は、ひきこもりに特化した第一相談窓口として、都道府県および指定都市に設置され、「ひきこもり支援コーディネーター(社会福祉士、精神保健福祉士、臨床心理士等)」が、当事者や家族からの電話や来所による相談を受け、必要に応じて家庭訪問などの支援を行う。

また、医療、福祉、就職支援などの機関との連携や情報提供も担っている。相談は無料だ。

 「ひきこもり地域支援センター」は、2009年度に厚生労働省がはじめた「ひきこもり対策推進事業」の取組のひとつである。ひきこもり専用の相談窓口を設けることによって「どこに相談すればよいのか」が明確になり、窓口の「たらいまわし」がなくなる。適切な支援に結びつけることを目的に設置された。

 東京都の場合は「ひきこもりサポートネット」が相談を受け付けている。

「精神保健福祉センター」で医療に関する助言を

 心の悩み、精神疾患や障害に関する相談窓口であり支援機関の「精神保健福祉センター」でも、「ひきこもり」相談を受けている。「精神保健福祉センター」は各都道府県に設置されており、「こころの電話相談」による電話相談(匿名も可)、必要に応じて面接相談も行える。「ひきこもり」の人の中には、精神疾患を伴っている場合もある。医療に関する適切な助言やサポートが必要と思われる時は、「精神保健福祉センター」にアクセスしてほしい。

 また、KHJ全国ひきこもり家族連合会では、全国にひきこもりの「家族会」を設置している。ホームページからは全国の家族会一覧で自分の住む土地の会の情報を見ることができ、メールや電話での問い合わせ先もわかりやすい。

 ひきこもりは“家族で解決すべき問題”ではなく、“社会で解決する問題”。公的機関の支援を積極的に利用することは、恥ずかしくともなんともない。家族だけで抱え込まないようにしてほしい。

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