りゅうちぇる「干された」報道に「テレビだけがお仕事の全てではない」 歌手活動は順調

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 りゅうちぇるはこの歌手活動に「自分の色を取り戻そう」というテーマがあると解説しつつ、その意味合いを<運良く、テレビに出て自分の意見を発信できる立場になれたからこそ、みんなを笑わせる存在だけでなく、自分の体験をしっかり伝えることで誰かが元気になるきっかけになりたい>と語っている。

 りゅうちぇるはこれまでメディアで繰り返し「多様性」の大切さを訴えかける発言をしてきたが、『SUPER CANDY BOY』で彼が書いた歌詞はその主張を凝縮したものである(りゅうちぇるは収録曲全7曲のうち4曲に作詞で参加している)。

<Barbieで遊ぶ僕をからかい決めつける/好きになる人まで僕を決めつける/なぜか誰もがいつでも人を判断したがる/1つ違うならスベテが違うかのように>(「Beautiful Dreamer」)
<なぜか見慣れないものに人は石を投げつける この愛も真実ならば乗り越えていける>(「Beautiful Dreamer」)
<誰が決めたの? 男らしさ女らしさとか/何であろうと可愛いなら可愛い!で叫ぼう!>(「Diversity Guys!」)

 また、ぺことりゅうちぇるの長男・リンク君の名を冠した曲「Link」では、<「普通」のほうが いいのかと/悩んでたけど/ありのままの自分を選び/僕は愛を見つけたんだ>と、「自分らしさ」を大事にすることの大切さを歌ったうえで、息子に対して<髪の色 服装で人は決まらない/大事なのはハート/君は君でいいんだ/ようこそこの世界へ!>と歌いかけている。

 りゅうちぇるは『SUPER CANDY BOY』のリリースイベントで日本中を飛び回っていたが、そういったライブのなかには東京レインボーパレード2019でのライブもあった。

 彼はこのイベントで代々木公園の野外ステージに立ち、MCでは<世の中には愛が溢れている。だけど人にからかわれたり、バカにされたりして、その愛を見失ってしまう人もいると思う。だけどどんなかたちであれ、どんな色であれ、全ての愛は美しいんだよ、ということを伝えたいと思っています>とスピーチし、オーディエンスは拍手した。彼の活動がきちんと届くべきところに届いている証拠だろう。

 地上波テレビのバラエティ番組だけが芸能活動ではない。分かっている人は分かっている。りゅうちぇるの訴え続ける「多様性」を尊重したメッセージに一般の人々が反発して彼を「炎上キャラ」にし、それを受けてテレビ局が「りゅうちぇるは扱いづらい」と干すなどという現象がもし起こるとしたら、それは明らかにテレビ側が、そして「炎上」などとする社会側がおかしい。

 りゅうちぇるにはこれからも、自分らしさをなくさずに大切なメッセージを伝え続けてほしい。

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