BTS(防弾少年団)の“兵役免除”議論が紛糾 ファンは「軍隊に行くべき」

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BTSの兵役免除をめぐる議論

 昨年12月に、現代経済研究院が発表した「BTSの経済的効果」という報告書によると、BTSの年平均国内生産誘発効果は4兆1400億ウォンにもなり、その額は韓国の中堅企業の平均売上である1591億ウォンの26倍にあたるという(2019年6月10日付ニュースサイト「スポーツソウル日本版」より)。

 BTSの韓国社会への貢献は経済効果だけではない。BTSの音楽を通じて、韓国語を学び始めたり、韓国の文化や歴史に興味をもつ外国人は少なくなく、その延長で韓国への旅行者が増えるなど、明確に数値化できないものを含めれば、その影響は計り知れないと見られている。

 そういったことから、国会議員からもK-POPアイドルに関する兵役免除の議論が提起された。

 オリンピックで銅メダル以上を獲得したアスリートや、クラシックの国際コンクールで2位以上の成績をおさめた者など、世界的な活躍を見せる若者には兵役が免除される特例がある。

 しかし、芸能人はこの制度の枠内ではないので、K-POPアイドルで兵役免除となった例はいまだかつてない。

 昨年、ハ・テギョン議員はBTSを例にとりながら、現在の兵役特例は公平性に問題があると指摘した。

 これに対し、キ・チャンス兵務庁長は<国民的共感が得られない場合は困難>としつつも、<現実に適合させることができるように検討してみる>と答えたという(2018年7月26日付ニュースサイト「Kstyle」より)。

BTSのメンバーやARMYが「兵役」について思うこと

 BTSの兵役問題については、これからいよいよ本格的な議論に入っていくのだと思われるが、では、メンバー本人やARMYはこの問題についてどう考えているのだろうか?

 アメリカCBSの番組『サンデー・モーニング』に出演した際、兵役について質問を受けたJINはこのように答えている。

<韓国人として自然なことです。僕たちはいつか(兵役に)呼ばれたら駆け付けて、最善を尽くす準備ができています>(2019年4月26日付ニュースサイト「スポーツソウル日本版」より)。

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