BTS(防弾少年団)の“兵役免除”議論が紛糾 ファンは「軍隊に行くべき」

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世界的な成功をおさめるK-POPグループ

 また、「WoW!Korea」の記事では、<一部のファンから騒がしく兵務庁などに問い合わせた場合、他のボーイズグループとの公平性も論争にもなる>といった指摘もあると書かれていた。

 世界的に活躍しているK-POPアイドルはBTSだけではない。

 たとえば、NCT 127は今年5月に発売したアルバム『NCT #127 WE ARE SUPERHUMAN』がBillboard 200で初登場11位にランクインする快挙を成し遂げた。MONSTA Xもアメリカの大手レコード会社・エピックレコードと契約して本格的なアメリカ進出を始めている。他にも、GOT7やStray Kidsなど、アメリカやヨーロッパをツアーで精力的にまわるグループをあげていけばキリがない。

 また、BTSが所属する事務所・Big HitエンターテインメントからBTSの弟分としてデビューしたTXT(TOMORROW X TOGETHER)などは、今年3月のデビュー当初から韓国での活動と同等、もしくはそれ以上にアメリカでの活動を重要視して行っている。今後はそうした活動方針をとるグループも増えてくるのかもしれない。

 こういった状況を勘案すると、海外での活躍を兵役免除の条件にするにしても、どこで線引きをするかが論争になるというのは、もっともな指摘であろう。

 とはいえ、東アジア出身の芸能人でBTSのような規模の世界的成功をおさめたのは稀なケースだ。

 そんな彼らが、せっかく掴んだチャンスにも関わらず、旬な時期で7人揃った完全体での活動ができなくなってしまう損失はあまりにも大きい。

 また、アジア諸国のみならず世界中にK-POP文化が広がった立役者は間違いなくBTSであり、彼らの不在がシーン全体の勢いを停滞させる可能性は大いにある。

 残された時間はもうあまり長くはない。議論の着地点はどこになるのだろうか。

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