
滝沢秀明
ジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川氏が病院に緊急搬送されたとの報道を受け、その病状を危惧する声とともに、「滝沢秀明がジャニーズ事務所のトップになる」という噂がまことしやかに流れた。それを快く思わないジャニーズファンの批判が、ネット上に飛び交っている。
滝沢秀明は、昨年いっぱいで表舞台を引退し、現在はジャニーズ事務所の子会社「株式会社ジャニーズアイランド」の社長として、ジャニーズJr.の育成やプロデュース、マネージメントを行っている。
滝沢秀明は「素行不良のタレントを成敗」するのか
滝沢秀明がジャニーズ事務所の「トップ」、つまり代表取締役社長の座に就く可能性がいかほどかはさておき、滝沢の芸能界引退から半年、そうした噂は散々流れてきた。ジャニーズ帝国の再建を目指す滝沢が「素行不良のタレントを成敗する」という報道も、しばしばあった。
滝沢がジャニーズ事務所を立て直すべく、問題行動の多いタレントを解雇しようとしている……という噂の背景には、一部のジャニーズ所属タレントの素行不良がある。
昨年4月に山口達也が女子高生への強制わいせつの疑いで書類送検されたことが明るみになり、5月にはNEWSの小山慶一郎と加藤シゲアキが未成年女性に酒を飲ませていたことが発覚。NEWSは手越祐也も未成年女性との飲酒が度々問題になっている。
滝沢の“ジャニーズ愛”の強さは頻繁に書き立てられており、“ジャニーズ愛”の足りないタレントは容赦なく粛清していくかのような見方をされているが、「週刊女性」2019年5月7・14日号(主婦と生活社)は各タレントに対して「ジャニーズ愛があるかどうか」「事務所の風紀を乱さないか」の二点を最重要視し対処していくとの姿勢を伝えた。同誌によると、滝沢はEXILEや三代目 J SOUL BROTHERSなど「LDH」のグループに注目しており、彼らのような“一体感のある一族”を目指しているという。
あくまでもジャニーズJr.担当である滝沢に、デビュー組のタレントをどうこうする権限まで一任されているはずはないのだが、こうした報道を真に受け、滝沢を敵視するジャニーズファンも少なくない。
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