森光子の葬儀にも“うちわ”を持って集まった非常識ファン
2012年に亡くなった女優・森光子の葬儀でも、ジャニーズファンの非常識な行動が問題となった。
森光子は古くからジャニー氏と親交が深く、堂本剛やTOKIO、V6などは森のディナーショーでダンスを披露したこともある。多くのジャニーズタレントが彼女を慕っていたが、中でも東山紀之とは“永遠の恋人”と言われるほど親しい仲だった。
2012年11月、東京・青山葬儀所で行われた森の葬儀には、大貞治、黒柳徹子といった著名に加え、少年隊やSMAP、KinKi Kidsといったベテラン勢から、Hey! Say! JUMP、Kis-My-Ft2、A.B.C-Zら若手まで多数のジャニーズタレントが参列した。
葬儀の様子を伝えた「サイゾーウーマン」によれば、それを見越したジャニーズファンが、告知されていた一般献花時間よりも前から“うちわ”を持ってタレントを待ち伏せするといった迷惑行為に及んでいた。また葬儀当日、葬儀の送迎者に乗るタレントを一目見るために、ジャニーズ事務所の前に集まるファンまでいたという。
一部のジャニーズファンのモラルに欠ける行動は以前から問題視されており、新幹線の遅延など深刻な事態が発生している。悪質なファンのマナー違反により、Hey! Say! JUMPの全国ツアーが見送りになったと発表されたばかりだ。
出待ち行為はタレントにとっても、その場を利用する一般市民にとっても大迷惑。人として最低限の倫理感を伴ったファン活動をしてほしい。
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