今治タオル不買運動に、NHK「技能実習生の悲惨な実態」から誤解が拡散

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 今回、憶測でバッシングされているオルネットは大変な迷惑を被っている。番組が紹介した悲惨な労働環境に怒りを覚えるのはもっともだが、それを即、企業叩きにつなげて問題が解決するわけでもない。事実関係が定かではない段階で過剰なバッシングに走ることは、誤情報の拡散に加担することにもつながりかねず、冷静になってほしい。

 タオル製織会社104社が所属する「今治タオル工業組合」は公式サイトで26日、報道された企業は組合員等の縫製の下請企業であったとしたうえで、今回の問題を重く受け止め、今後は組合員に対してコンプライアンス研修を徹底していくと説明している。今治タオルの不買運動への対応についてWEZZYが同組合にコメントを求めたところ、「調査や対応は今後協議していく」とのことだった。

 今治タオルというブランドは高い品質を売りにしてきた。その工場すべてが劣悪な条件で外国人技能実習生を働かせているわけではないことは確かだが、悪質な事業者があることも事実なのであれば、その摘発や是正に努めることは組合の大きな課題だろう。コンプライアンス研修の徹底だけでなく、チェック体制の整備など業界一丸となって労働者保護に取り組んでほしい。

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