「金属バット」友保隼平の給与明細から見る、吉本興業のブラック労働事情

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 ちなみに、同じく吉本芸人のなだぎ武も6月27日、Twitterで<今月の給料を確認。。地獄過ぎて笑うことも泣くこともでけへん、、来月はとりあえずバナナで乗りきります>と、バナナの絵文字つきながら“地獄”と強い表現で厳しい状況を明かし、<皆様、もし私を街で見かける事があれば、エサを与えて下さい。。>と窮状を訴えていた。ユーモアを交えたツイートであることは分かるが、芸歴30年のなだぎでさえも……と思うと、正直なところ笑えない。

 28日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)では、MCのハリセンボン近藤春菜が吉本所属の芸人という立場から「闇営業に関しては、してしまうとそこに反社会的勢力がいるっていう、大きな大きなリスクがあることを胸に刻んでおかないといけない」と指摘したうえで、「反社会的勢力でなければ、表でちゃんとオファーしてくると思いますし。裏でやるっていうのは、こういうことなんだと改めて考えないといけない」とコメントしていた。

 春菜の言い分はもっともだ。しかし、どれだけハードに働いても薄給、それも会社に9割方もっていかれるとあれば、いくら好んで志した芸の道であっても理不尽に感じるのではないか。これは芸人側のモラルハザードだけではない、吉本興業の構造的な問題でもある。反社会的勢力の会合で営業した数人を処分しても、根本的な解決にはならない。

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