いじめ被害者だけでなく加害者へのカウンセリングが必要な理由

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――もし自分の子どもがいじめの加害者になった場合、親自身も戸惑い、子どもへの接し方を誤ってしまう可能性がります。親はどのような対応をすることが望ましいでしょうか。

松尾:問題から目を逸らさずにきちんと向き合い、反省し、謝意を示し、信頼関係の修復に努める、人間としてのモデルを示すことが大切であると思います。これは再発防止の上でも、いじめをした児童生徒がこのことを糧に、よりよい成長をするためにも極めて重要です。

親として子どもを受容する、子どもを愛するというのは、子どもの悪い行いに目をつぶって、よいところだけ受容する・愛することではありません。子どもの悪い行いときちんと向き合い、「反省して改善していこう」「もう二度と同じことはしないで正しい生き方をしよう」「あなたにはそれができると思うし、私はあなたがそのような人になるために力を尽くすよ」ということを言葉や態度で示すことが必要です。

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