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「ながらスマホ運転」が厳罰化 親の悪癖は子どもにも影響する

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「Getty Images」より

 自動車運転中にスマートフォンをいじる、「ながらスマホ運転」の罰則が強化される。今年の5月28日に衆院本会議で可決、成立した改正道路交通法(12月までに施行予定)によって、「ながらスマホ運転」の罰則は6カ月以下の懲役または10万円以下の罰金に引き上げられた。

 また、「ながらスマホ運転」で事故を起こすなど「交通の危険を生じさせた」場合、1年以下の懲役または30万円以下の罰金。行政処分である反則金も大幅に引き上げられ、なおかつ交通の危険を生じさせた場合は、全て刑事手続きにのせることになった。

 警視庁によれば、平成30年中の携帯電話使用などにかかわる交通事故件数は2790件と、過去5年間で「約1.4倍増」に相当するほど増えているという。とりわけ、カーナビ注視などの「画面使用目的」の事故が多発している。

 また、死亡事故率の比較では、「ながらスマホ運転」と「使用なし」では、前者が「約2.1倍」だった。画面を覗いていたドライバーがとっさの危険(赤信号や一時停止の見落とし、対向車線へのはみだしなど)を捉えるまでの時間は「2秒以上」という研究結果がある。

 かりに2秒なら、時速40km/hで走行していれば、約22.2m、60km/hならば33 mほど進む。どんな惨事につながるかを想像させるに十分な距離だろう。

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