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解雇通知後も働かせるのは合法か? 自己破産した子供服ブランド店員の告発ツイートを弁護士に聞く

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「Getty Images」より

 7月2日、Twitterに「とある破産した会社のアパレル店員」と名乗るアカウントが現れ、この前日に自己破産した子供服ブランドの社員という立場から惨状を吐露し、ネットで物議を醸している。

 このツイート主が勤めていた子供服ブランドは、7月1日に自己破産したという。同日には、ベビー服や子ども服ブランド「マザウェイズ(motherways)」を展開するマザウェイズ・ジャパン株式会社の自己破産が報じられており、ネット上では、ツイート主はマザウェイズの店員ではないかと見なされた。

 編集部はマザウェイズ・ジャパン株式会社に問い合わせてみたが、平日の日が高いうちから「営業時間外です」とのアナウンスが電話口で繰り返されるのみで、事実を確認することはできなかった。

 さて、ツイート主の投稿によれば、<昨日まで普通に営業していたのに突然LINEで解雇の連絡。今月の給料も払えない>と訴えられている。7月1日早朝、所属スタッフのLINEグループを通じて、下記の通知があったという。

<お疲れ様です。重要なご連絡です。〇〇をもって皆様を解雇するとの連絡が会社からありました。それまでは店舗営業を続けるのでシフト通り出勤くださいとのことです>

 まさに寝耳に水といった状態だが、ツイート主は<店舗にたっている場合では無いのに、家賃の心配をしながら、閉店セールをまた明日も行わなければならない>と述べているように、この店舗はなんと7月1日~7月3日の計3日間、営業を続けていたようだ。

 会社が倒産し、従業員に解雇通知後が渡ったのちも働く……という異常な事態の背景には、<閉店セールで得た収益が一定数あれば、私たちの給料に当てるという詐欺にも似た悪魔の言葉でストアマネージャーたちは店を放り出さず、閉店セールを行っています>という事情があったことが暴露されている。

 なお、ツイート主は<閉店セール初日、2日目で今までにない売り上げになり、スタッフ共に疲れ果てていますが、お客様からの暖かいお言葉で頑張れます!>と綴っており、なんとか3日間のセールを乗り切ったようだ。

 ちなみに店舗は7月4日をもって閉店したといい、<本日から静養しつつ、次の人生に向けて少しずつ進んでいきたいと思います>と報告されている。

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