飲みニュケーションではない職場の「積極的なコミュニケーション」とは?

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飲みニケーションは中途入社者の定着度を高めない

 一方で、「積極的なコミュニケーション」を取ろうと、飲み会でプライベートな話題ばかり振れば、ハラスメントにもなり得る。

 エン・ジャパン株式会社の調査によれば、中途入社者がいる企業に「中途入社者の定着率向上のため、自社で行なっている取り組みはあるか」と質問したところ、「定期で行なう上司との面談」(53%)が最多だった。次いで多かったのは、「歓迎会での交流」(50%)となっている。

 同調査では、「定期で行なう上司との面談」や「定期で行う人事(第三者)との面談」は中途入社者の定着度に大きく寄与するが、「歓迎会での交流」は全く影響がないと示している。つまり、飲みニケーションは中途入社者を定着させるための有効なコミュニケーションではないと言える。

 株式会社NEXERのアンケート調査では、「職場内の人とする飲み会は好きか」という設問に、半数以上が「仲の良い人との飲み会であれば好き」(59.5%)と回答。「飲み会は嫌い」(26.1%)という声も少なくない。

 「コミュニケーション=飲み会」と解釈している職場も未だにあろうが、直ちに“従業員のためのコミュニケーション”というものを見直す必要があるだろう。中途入社者がなかなか定着しない企業は、コミュニケーションを勤務時間外に求めるのではなく、勤務時間中に雑談や会社の経営理念についておしゃべりする時間を毎日1~2分ほど設けると良いかもしれない。

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