社会

東大生集団わいせつ事件の犯人たち、執行猶予のその後

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 結局、謝罪することなくB氏の会社を離れた彼は、名字を変え、この春に大企業に採用された。現在、あるウェブサービスのマーケティングを担当している。過去の事件のことは完全に経歴から隠し、採用を勝ち取った。

「色々な経緯を踏まえて私なりに感じたことは、彼は人として歪んでいるとは思います。自分が誤ったことをしてしまった場合、謝るべきだと思うんですね。それができない。それも、規模の大きさにかかわらずできていないと感じました。過去の事件のことを見ても、彼は本心として謝っていないと思うんです。
 自分の学歴が高いとか自分はモテているとか、そういう話題が多く、だからこそなのか、自分より“下”だと認識している相手には敬意を表さない、謝らない。僕のことも結局、下に見て、利用したのだろうと思います」

 他方で、東大に入る前の山田を知る人物・C氏は、勉強漬けの毎日が彼を変えたと振り返る。

「小さい頃、九州で暮らしていた彼はもともと純粋な田舎の少年だったと記憶しています。しかし両親、特に母親から厳しく勉強に関してやらされていたようです。母親には一切逆らえず、泣きながら従っていました。妹がいるのですが、彼女もまた勉強漬けでした。彼はいつからか、自分より成績の悪い人間を徹底的に馬鹿にするようになり、学校では嫌われていきました。東大には一浪で入ったそうです。『現役で早稲田受かってたけど蹴って良かった』と自慢していました」

 山田は現在、ツイッターで自身のキャリアを明かしながら、仕事論を日々、つぶやいている。そこでもやはり、“頭の悪い人間”を見下す発言が多々みられる。

「教養のない人間が嫌い」
「親の顔が見てみたい、育ちが悪すぎる」
「知識武装は何よりも強い。無知は罪である。社会人になって勉強をしない人間はたかがしれている」

 無知は罪。そう世界に向かって綴る彼は、かつて自分が犯した罪をどう受け止めているのだろうか。そして、B氏に対して今どう思うのか。執行猶予は今年の秋に明ける。

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