Sexy Zoneマリウス葉が着た「家父長制とかウケる」Tシャツのメッセージ

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マリウス葉が抱く「社会に対する責任」

 そんなマリウスだけに、『THE MUSIC DAY 時代』におけるレッスン密着の日に<lol patriarchy>というTシャツを選んだのも、明確な意図があってのことではないだろうか。

 マリウスは前掲「SPUR」のインタビュアーにて、自分のような影響力をもつ芸能人は、その立場を活かして社会に良い影響を与えるメッセージを出す責任があると語っている。

 インタビューのなかでライターから<これだけのことを考えている19歳は、日本にはなかなかいないのでは>と質問を振られたマリウスは、<僕のように考えている人がいないわけじゃなくて、こういう話をできる場がないんじゃないかと思います>と述べた。

 社会的な意識をもち、現状に疑問をもっている若者はたくさんいるが、それを発信する習慣もなければ、社会的イシューに関する議論を受け入れる場も、現状の日本にはない。マリウスが言いたいことはそういうことだろう。

 日本社会では、少しでもそういった話をすると、「社会に物を申している」と引かれることや、「意識高い系(笑)」と嘲笑されることもある。<こういう話をできる場がない>とした彼の意見はもっともだ。

 だからこそマリウスは、自分自身が特殊な環境にいることの強みを活かして、意見を言えない人たちのために発言し続けたいと語っている。

<僕は影響力の強い大きなプラットフォームを持っていて、他の人とは状況がまた違いますよね。だからこそ、発言していかなくてはならない。自分が学んだことを、同世代や周囲の人に伝える責任がある。発言する機会を与えられないコミュニティもある。そういう人たちを代弁するのではなく、彼らが声を上げられるような場所をつくっていきたいんです>(前掲「SPUR」)

 人々がありのままに暮らすことができる社会をつくるためにも、彼には多様性を重んじた意見を表明し続けていってもらいたい。

 マリウスのようなタレントがメッセージを発信し続けることは、日本社会を変える大きな力になるはずだから。

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