東大王・水上颯にも妊娠中絶報道 同じ東大医学部の河野玄斗に続く告発

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「東大生タレント」メディア側にも原因がないか

 今年4月、東大の入学式で上野千鶴子が祝辞を述べた。彼女は努力が報われ、晴れて“東京大学”に入学した新入生たちに、実はこの社会では頑張っても公正に報われない人々がいることを説き、<がんばったら報われるとあなたがたが思えることそのものが、あなたがたの努力の成果ではなく、環境のおかげだったこと忘れないようにしてください>と諭した。

<あなたたちが今日「がんばったら報われる」思えるのは、これまであなたたちの周囲の環境が、あなたたちを励まし、背を押し、手を持ってひきあげ、やりとげたことを評価してほめてくれたからこそです>

<世の中には、がんばっても報われないひと、がんばろうにもがんばれないひと、がんばりすぎて心と体をこわしたひと…たちがいます。がんばる前から、「しょせんおまえなんか」「どうせわたしなんて」とがんばる意欲をくじかれるひとたちもいます>

<あなたたちのがんばりを、どうぞ自分が勝ち抜くためだけに使わないでください。恵まれた環境と恵まれた能力とを、恵まれないひとびとを貶めるためにではなく、そういうひとびとを助けるために使ってください。そして強がらず、自分の弱さを認め、支え合って生きてください>

 この祝辞には新入生のみならず在校生からも反発が大きかったようだが、知らず知らず身に着けてしまう傲慢さを自覚し、他者を思いやるために、必要な言葉だっただろう。

 「東大生タレント」の彼らが増長したのは、「東大生」だからとチヤホヤし、「貴公子」などともてはやしてしまうメディア側にも大きな要因があるといえる。「東大」ブランドにすがった番組づくりやPR自体、見直してもいいのではないか。

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