社会

NGT48暴行事件の犯人出廷で「メンバー関与の有無」は明らかになるのか

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AKSの代理人弁護士「AKS側にも瑕疵があったのかは申し上げにくい」

 AKSの代理人弁護士は第一回口頭弁論を受け、会見を開き記者らの質問に回答した。

 代理人弁護士によると、今回の裁判は損害賠償金の請求だけではなく、暴行事件の真相を解明し、再発防止につなげる意図もあるという。また、メンバーやメンバーの家族もそれを求めているようだ。グループの仕事が打ち切られ不安な状態に置かれているメンバーや、そのような環境のNGTに娘を預けた家族にとって、真相究明を求めることは当然だろう。

 また、山口真帆の自宅に押しかけた男たちに非があることは確かながら、事件発生後、そして山口が告発して以降も、AKSが不誠実な対応を取り続けたことが、ここまでNGT48の立場を悪化させた要因といえるだろう。

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ウェジー 2019.07.07

 会見でも記者から「(被害総額が1億を超える計算なのに)損害賠償金の請求が1億円ではなく3000万円なのは、AKSにも損害を招いた理由があるからなのか」という質問が飛んだが、代理人弁護士は「AKS側にも原因があるからではない」と返答。なお、「AKS側にも瑕疵(欠点)があったのか」という問いには、「私の立場からは申し上げにくい」とのことだった。

 冒頭でも述べたように、山口真帆へ暴行を加えた男性ファン二人は逮捕されたものの、不起訴になっている。しかし、AKSの代理人弁護士によると、AKSは犯人が不起訴になった理由を現在も把握していないという。

 山口はグループ卒業を発表した公演で、AKSの代表取締役である吉成夏子氏から「『不起訴になったことで事件じゃないということだ』と言われ、そして今は会社を攻撃する加害者だとまで言われ」と明かしたが、AKSが不起訴になった理由を調査すらしていなかったとしたら、なんとも粗末な対応だ。

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