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長瀬智也はジャニーズ退所しなければ歌えないのか? 「バンド」としてのTOKIOへの愛

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長瀬智也

 ジャニー喜多川氏の逝去を受けて、ジャニーズ事務所所属タレントの大量離脱が予想されている。「週刊文春」(文藝春秋)2019年7月4日号では、「ジャニーさんがいなくなったら事務所を出る」と周囲に漏らしているという堂本剛(Kinki Kids)などの名をあげているが、そのリストに含まれているのが長瀬智也(TOKIO)だ。

 長瀬智也にジャニーズ事務所退所の噂が出たのは、ジャニー氏が体調悪化で救急搬送されるよりもずっと前、今年1月のことだった。長瀬は山口達也の退所以来TOKIOとしての音楽活動ができていないことに不満をもっており、自由な音楽活動のために退所を希望していると報じられた。

 確かに長瀬智也の音楽活動に対する思いは強く、昨年11月にはプライベートの仲間と組んだバンドでライブを行ってもいる。それだけにTOKIOでの音楽活動がまったくできなくなってしまった現状に、不満をもっているとしてもおかしくはない。それはメディア上の発言からも読み取れる。

 ラジオ番組『木村拓哉 Flow supported by GYAO!』(TOKYO FM/2019年2月3日放送回)にゲスト出演した際は、木村との会話のなかでジャニーズ事務所のことを<プリズンみたいなもんじゃないですか(笑)>と表現。あくまでジョークとしてではあるが、自らの所属する会社を「刑務所」と呼ぶのは、それなりに不満がたまっている証拠だろう。

長瀬智也は独力で楽曲制作・レコーディング技術を習得した

 長瀬の音楽にかける思いがどれほど強いものなのかは、「音楽と人」(音楽と人)2017年1月号掲載のインタビューを読むとよくわかる。

 長瀬はTOKIOの楽曲制作に深く関わり、2013年2月発売のシングル「リリック」以降は、同年3月リリースの「手紙」以外、すべてのシングルA面曲が長瀬の作詞作曲による曲で占められている。「音楽と人」のインタビューによれば、未完成のものも含めると自作曲のストックは500曲にもおよぶという。

 長瀬の音楽に対する情熱がどれほどのものかは、楽器演奏のみならず、楽曲制作やレコーディングに関する知識・技術を、ほとんど独力で習得したというエピソードからも明らかだ。

 彼はPro Tools(プロの現場でも使われる楽曲制作やレコーディングのためのソフト)を購入し、どうすれば自分の望む音をつくることができるかを勉強した。パソコン1台で楽曲をつくることができるぐらい技術があがったころ、自分のやっている作業はミュージシャンではなくエンジニアがやる範疇のことだと知ったという。しかし、その知識は決して無駄ではない。

 そうした音楽への探究心は楽器についても同じで、ギターであれば、どんな木材を使ったギターで、どんなケーブルやマイクを使えばいいかといった知識まで学んだという。

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