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京アニ放火殺人「犯人は?」「動機は?」 大量生成されるトレンドブログ問題

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写真:AP/アフロ

 7月18日、『けいおん!』『響け!ユーフォニアム』などで知られるアニメ制作会社「京都アニメーション」(本社・京都府宇治市)の、京都市伏見区にある第1スタジオで放火火災が発生。ここには出火当時74人の従業員がいたが、火災により33人が死亡した。警察庁によれば、平成以降に発生した放火事件としては最悪の被害者数だという。

 京都府警は、ガソリンのような液体をスタジオ1階にまき火をつけたと見られる男の身柄を確保。殺人と現住建造物等放火の容疑で調べをすすめているが、男も体に火傷を負い病院に搬送されており、19日0時時点で、意識不明の重体だという報がある。

 男に関する情報は現在のところ、所持していた免許証から、さいたま市在住の41歳であることが明らかになっているのみ。また当日朝の行動としては「死ね」と叫びながらビルに入りガソリンをまいたことや、放火後に現場から南方向にある京阪電鉄宇治線の六地蔵駅付近まで逃走し、路上に倒れていたところを男性従業員に取り押さえられ、警察官に引き渡されたこと、そのとき「パクりやがって」「火をつけた」などと話したことなどが報じられている。放火発生直前に20リットルの携行缶2つを持って近所のガソリンスタンドでガソリンを購入した男がいたことも、合わせて報じられた。

 こうした痛ましい事件が起こると、雨後の筍のごとく量産されるのがトレンドブログ記事だ。トレンドブログとは、その名の通り、時事ネタや芸能ニュース、テレビドラマなど、まさにその瞬間に流行しているものを素早く記事化したうえで、記事に貼ったネットワーク広告で収益を得るサイトのことをいう。

 その時に多くのアクセス数が見込める記事を出し、瞬間風速的にアクセス数を集めるという特性から、今回のような事件が発生した直後には、同じようなタイトルのトレンドブログ記事がネット上に大量発生する。今回の放火事件が起こってからも、トレンドブログ界隈では、極めて短時間のうちに多数の記事をUPしていた。

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